発展問題では仮説思考を必要とすることが多いと感じます。仮説思考が有効だとしたら、では
仮説思考力はどう鍛えていけばいいの?
という問いが思い浮かびます。ひとことでいえば、
創造力・想像力なくして仮説思考はできない
に尽きると思います。創造の無駄打ちをどれほど、それこそ無駄に繰り返してきたかによって、
仮説の幅を広げられるということです。
仮説とはそもそも
今は発生していない状況を”ありうるもの”として想定し、それを前提条件にすること
であると思います。簡単にいえば
ああでもない、こうでもない
をどれくらい考えられるか?🤔だと思います。無駄なアイデアをたくさん出して、
自分の創造のレパートリーを増やすことが先決です。母数の質的増加=発想の飛躍、です。
インプットをアウトプットに変える引き出しの円滑さ
に似ているようにも見えますが、私はむしろ、インプットに近いと思います。
考えてもみなかったことを考えること(自分にとっては知識)だからです。
子どもが何かアイデアを出した状況で、
大人にはない発想だ!
みたいなこともあると思いますが、この自由な発想を許容することが大事な気がします。
普段の生活では先に決まりごとを教えてしまいますが、可能であれば子どもの
もしこうしたらどうなるだろう?試してみたい🤩
を、たくさんやらせてみたいなと思います(付き合うのは大変です!😵)
娘は、習ったことは引き出せています。スピード(読む力、処理能力)と記憶力は良いと思います。
仮説思考と試行錯誤に関してはまだまだです。創造のレパートリーも論理思考もこれからです。
まだそれを受け止められる脳になっていないと感じます。本人が違和感にイライラしている感じです。
わからないことを考えさせられているけど、"わからないがゆえに"
それをどう表現していいか(何がわからないのか)で非常に困っている
ように見えます。
脳が「認識できないものを生理的に拒絶してしている」のかもしれません。
赤ちゃんが離乳食をすっ飛ばして通常食を摂れないのと同じように、
娘の脳ではまだ消化不良を起こす段階・領域なのでしょう。
脳の発達に合わせて、低負荷を長めの時間に分けるなどの工夫を考えようと思います。
逆に算数男子など、そもそも考えることが好きな子は、一部の脳の発達が早いのだと思います。
これらのタイプは
考えることでアドレナリンが出る永久機関(思考中毒?)
みたいなものだと思うので、ほっといても高負荷で快感を覚えているのでしょう。
子どもの性格と発達段階を考慮して、仮説思考を教えていきたいと思います。