明日は久々のSAPIX組み分けテストです。
前回が3月だったので、結構経ったなぁと思いました。
最近はどこのテストを受けても、国語は安定して高得点を取れるようになりました。
算数の伸びが目立って忘れていましたが、思えば1~2年前は国語のアウトプットで悩んでいたなぁと。
読むのは速いし本文もよく覚えているのですが、設問を読み切れていなかったり、
ルールが板についていなかったり(「なぜ」で聞かれたら「~だから」で終わるとか、
「どんな気持ちでしたか?」と聞かれたら「”きっかけ”がこうで、”前後の変化”がこうだから、
〇〇な気持ち」あるいは「こういうことがあり、こういう理由だから、〇〇な気持ち」と書くなど)
で、大丈夫かなぁと妻と話していたものでした。
設問スタイルを理解することと、インプットと同じくらいアウトプットを出す
ということが課題でした。
課題が明確になったので、様々な学習教材を調べたり立ち読みして確認し、
設問を読み、インプットに対してアウトプットをまとめる
という反復にちょうど良いものを見つけました。
10級から1級まで段階別になっているのですが、最初に国語力を測ってその時の級を判定し、
少しずつ難易度を上げていくようにできています。これのお陰で無理なく
今の自分に合う難易度の問題
を反復できたので、しっかりとした土台を築けたと思います。娘自身も
きっとできる。大丈夫
と根拠のある自信に変わったせいか、粘り強さが出てきたと思います。
算数は単元が多岐に渡るので、国語より時間がかかっています。
ちなみに上の子の時は、同じ国語であっても課題は読解力の向上でした。登場人物のセリフや行動、
情景描写から心情を慮るなど、まさに
自分にない感覚を想像で埋めるなんて思いもよらない男の子
が苦手とする、読解力そのものでした。私が小学生の頃を振り返っても、男子といえばみな同じ、
という感覚でした。遊びや悪ふざけでの
男子同士でしか通じない共感
以外は、他人の気持ちなど
相手に変化(怒る、泣く)がなければ、気持ちが存在するなどと思いもしない。
それがいかにも男の子という感じでした。早稲アカの国語の先生(男性)も
男の子ですからね~
中学生になって好きな子や彼女ができて初めて、他人の気持ちに関心が湧くでしょうね~
とおっしゃってました。なので上の子の時は、国語を算数のように練習しました。
設問だけはよく読み、あとはキーワードを拾いつつ、消去法で答えを絞りこむ
という感じで、半分以上は機械的に解いて何とか得点を積んでいきました。
算数も、暗記やパターンでなく、土台の上に立つ応用力で臨めるようにしたいです。
あと15か月・・・どこまで広げられるか。親の試行錯誤もまだまだこれからです。