物、遊び、お出かけ、何らかのレジャーを子どもが欲しがったり興味を示したり、
あるいは親目線で
これいいなぁ
と思った教育機会(本、イベントなど)に対して、毎回判断を下していこうとすると
判断基準を忘れてしまうことがありました。その日の気分に左右されたり、
確証バイアスが働いてしまうこともあったと思います。
これを簡単に解決できる問題に変えられないかなぁ?
と思っていたら、ふと
判断基準を抽象化して、
「何かに食指が動いたら”必ず見てコレ”システム」(=仕組み化)
にできるかも?
と思いました。これから試行錯誤しますが、何となくうまくいく気がしています。
そこで、子どもに何か選ぶ際に使うチェックリスト(1-2-3)を作ってみました。
スマホのメモに転記済み。これでもう迷わない?
経済的、時間的、倫理的に許容できることが前提で、まず最初に
1. 子どもが自分で選んだものか(きっかけは親でも最終的に)
を重要視します。自分で選んだものは意欲があるはずです。ただし、
欲しがればいつでも何でも手に入る
と思われては困るので、必ず
それって本当に欲しいもの?自分にとって特別なものになりそうなもの?
と聞いて、考えてもらうことにします。勢いで欲しがる時もあるからです。
それを手に入れた、あるいは実行できた後に、それでも大切で生活の一部や思い出になるものなら、
そこは気持ちを汲んでやりたいなと思います。脳に良い刺激になると思うからです。
次に
2. 情報が一方通行になっていないか(観るだけ、垂れ流し)
というものでないかを見ます。何事でも、自らの関与が少ないものは愛着が湧きづらい気がします。
映像でもゲームでも本でもいいですが、愛着や執着が発生して自分事になりそうなら、
それも脳が活発に働きそうに思います。
最後に
3. 自らの創意工夫を入れる余地があるか
一度で終わりでなく、遊び方を変えたり壊したりできるか
他人と楽しめるなど、発展性があるか
を見てみたいです。これらは脳へのインプットとアウトプットを頻繁に行う理想的な状態なので、
こういうものに巡り合えたらラッキーだと思っています。
また、このチェックリストは自分へのブレーキにも使えると思っています。
上に書いた優先順位に逆らってないかを自問自答することで、
親のエゴだろうか
自分には合っているけど子どもには合っていないのではないか
と考え直すことができそうだからです。チェックリストに逆らってみると、
- 子どもに一度も考えさせずに選んでいる
- 情報が一方通行(観るだけ、言われた通りに処理するだけ)になっている
- 発展性がない、創意工夫もできなければ壊す楽しみもない
と言い換えられます。
これらのどれかが明らかに当てはまりそうな不安があれば、一度立ち止まろうと思います。
ということで、
低学年の間は脳を刺激して健全に育むことを最優先する。
何かを選ぶ際の基準を「脳刺激を優先する」とし、安定した判断を下せるようにする。
毎回、選択対象の具体的特性に合わせた判断をしていては判断スピードが鈍るし、
判断の必要性をうっかり忘れていると判断基準も優先順位を忘れてしまうため、
使いやすい判断基準として抽象化し、反射的に振り返れるようにする。
という取り組みを始めることにしました。まだ言語化がへたくそですが・・・。
今後しばらく試してみて、選んだ物事をメモっておいて効果測定を繰り返していこうと思います。