2028中学受験(女子)in SAPIX

2028年2月に中学受験予定のブログです。SAPIXで勉強中。

一人目(2021年)の経験と現在進行中の取り組みを中心に記事を書いています

少しでも、誰かに役立つ内容や共感できる話になれば嬉しいです(一人目の時は初めてで大変でした)

すべての中学受験(親子)を応援します!

全国統一小学生テストの参考問題を解いてみましたが

全国統一小学生テストのホームページを見たら、

各学年の重要テーマ💡

というものがあったので、印刷して娘に解かせてみました。

www.yotsuyaotsuka.com

(2)までは無事に解けましたが、(3)は

これ解けない問題だよ😡

と怒ってしまいました。

パパは解けるの?

と挑戦されたので、実際に私も解いてみることに・・・🥴

説明まで考えると意外と難しかったです😓

問題を分析しましたが、

数の性質(奇数と偶数、その和)、条件整理

でした。奇数・偶数の性質を知っていたら確実に解けますが、奇数・偶数という概念がまだでも、

勘で(運で)時間内に正答できる可能性もあります。

また、勘から素早く正答にたどり着けるのは

わかっていることを図で書いて考えられる子

だと思います。この辺の妙味・機微は、次回の記事でじっくり説明します。

どんぐり🌰方式ができていたら、できそうだったのになぁ🤔

娘は図を描いていなかったので、まだまだどんぐりの力は身についていませんでした😭

 

では解いていきます。まず与えられている条件を整理します。

  • 5枚のカードが手元に配られる
  • 既に手元に1と7がある
  • 残りは3枚になる
  • ゆうくんの点数は33点になる

これがスタート地点です。勘で答えにたどり着くこともできる問題ですが、その分かれ目は

ゆうくんの偶数カードを先に考え始めたか、あいちゃんの奇数カードを先に考え始めたか

です。あいちゃんのカードから始めたら、とりあえず正解にたどり着ける可能性が高くなります。

ゆうくんの合計点である33点は、かなり大きい点数です。なので

あいちゃんに残りの奇数(3, 5, 9)カードを全部配っちゃえ!😄

と思った子はラッキー🎯です。

3+5+9=17なので、ゆうくんの33点のうち17点はあいちゃんからもらえます。そうすると、

ゆうくんは3枚のカードで、残りの33-17=16点を作ればいいんだ!💡👆

となるので、2, 4, 6, 8, 10で16を2通り作ってしまえば正答となります。

テストではこういう勘の良さも大事ではあります。

ですが娘に説明しなければならないので、根拠を説明する必要がありました😅

 

娘に以下のように解説しましたが、それでも少し難しかったようです。

2年生だとわからない概念も混ざっているので、この教え方ではダメかもしれません🥺

 

総得点の33は奇数なので、和の作り方は必ず

偶数+奇数=奇数 (※偶数+偶数は偶数、奇数+奇数も偶数)

になります。ですので3枚残っている奇数カードのうち、あいちゃんからは

奇数1枚分か3枚分の点をもらう。2枚分の点をもらってはいけない(手がかり1)

となります。

(理由)

あいちゃんが2枚奇数カードを持っていたら、ゆうくんに足される点数は偶数になる

ゆうくんの手元に配られた奇数カードの点数は、ゆうくんの点数にはならない

(33点を和で作るのに絶対必要な奇数の点は、あいちゃんからしかもらえない)

 

次に、あいちゃんに配られる奇数カード(=ゆうくんの得点)が1枚か3枚かを考えます。

あいちゃんの奇数カードが1枚だけなら、残りの奇数カードはゆうくんに配られています。

ゆうくんは最初に配られた1と7以外に、さらに2枚の奇数カードを持つことになります。

そうするとゆうくんの得点は

手元の偶数カードが1枚

あいちゃんが持っている奇数カードが1枚

で作ることになります。偶数の最大値は10、奇数の最大値が9なので、とても33点になりません。

したがって

あいちゃんが残りのすべての奇数カード3枚を持っている(手がかり2)

という仮定に進むことができます。

文章で書くと難しく見えますが、できる子は図1のように描いただろうと思います🤔

※図があるとどれだけ理解が楽になるかを示すため、図1は次回の記事に掲載します。

 

このようにあいちゃんが残りの奇数カードを全部持っていると仮定すると、

前述した通り、ゆうくんは3+5+9=17点をあいちゃんからもらえます。よって

ゆうくんは自分に配られた偶数カード3枚で、16点を作ればいいんだ

とわかります。

2, 4, 6, 8, 10のうち3つで16を作るので、8と10を同時に使うことはありません(手がかり3)

10を使うと「残り2, 4, 6の3枚のうち2枚」であと6ですから、2と4が使われます。

8を使うと「残り2, 4, 6の3枚のうち2枚」であと8ですから、2と6が使われます。

8と10を使わない場合は2+4+6で12なので、あり得ません。

これらから、

ゆうくんの残り3枚のカードの組み合わせは、2, 4, 10か2, 6, 8のいずれか

が確定します。

娘に説明した際は図を使わなかったので、難しそうでした😓

自ら

図にしてみようかな・・・👧💭

と思うかなぁ🤔と期待しましたが、今回はそうなりませんでした。

時間を空けて、図での説明をしてみたいと思います😄

※図がないと難しかくてイライラ😡した問題が、図で簡単🤣になる醍醐味に気づかせたいです!👆