つい先日、児童への強要や盗撮行為で即日懲戒解雇となった元四谷大塚講師のM。
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懲りていないらしいという記事が改めて掲載されていました。信じがたいことです。
驚いて二の句が継げないというか、身勝手で危険な人間が放置されていることに恐怖を感じます。
反省どころか、
自分のしでかしたことの重大さを感じていない
ということだと思います。常識や価値観といったものが、もはや異次元の感覚です。
記事ではこの元講師が
盗撮した動画を保存したハードディスクを何とかして残そうとしている
動画や個人情報を公開していた小児性愛者サイトを解散するつもりがない
と報じています。犯罪の自覚があるなら証拠隠滅を図りそうなものですが、
この元講師は自分の歪んだ性癖とコレクションが、逮捕されるより重要なように見えます。
このような危険が今も予防措置もされず自由のままなら、もう誰を守っているのか理解できません。
少なくとも四谷大塚には、懲戒解雇で終わりではなく生徒を守るためのあらゆる手段の一つとして、
この元講師の持つ動画や違法な個人情報のすべてを差し押さえるよう、訴えを起こしてほしいです。
私は法律に明るくないので間違っているのかもしれませんが、四谷大塚は雇用した相手に
自社の信用を著しく損ねていること
自社の塾に今も通っている生徒の安全が脅かされ、預かっている生徒に危険があること
直接的・間接的に被害を被っていること
という損失を与えられています。また、塾が持つ個人情報を不正利用しているのですから、
この元講師が引き起こす諸問題を防ぐために、被害者として行動を起こせないのか不思議です。
まさか生徒の保護者が直接、刑事訴訟や民事訴訟を起こすことを待っているとは思わないので、
何らかの法的措置を速やかに取り、今も通わざるを得ない生徒を守るべく行動してほしいです。
どこの塾でも個人情報ポリシーについて、入塾時に誓約を求めます。
保護者は塾を信頼した上で、必要な範囲に限って個人情報が利用されることを承諾します。
この同意書に明らかに反しているのに何も行動を起こせないとするならば、
今度は元講師だけでなく保護者の疑念は塾そのものに向かうことになると思います。
改めて思ったことは
やはり子どもの安全は保護者(と本人)が守らなければならないということ
塾は勉強を教えても道徳は教えないし、講師に求める最優先はモラルとは言えない
そもそも塾は塾生のトラブルにも関わらないので、勉強以外で過度な期待を持ってはいけない
ということです。
デジタルタトゥー問題と同じく、一度さらされた個人情報を守るのは極めて困難です。
なので発生してから訴えたり、謝罪があれば済むものではありません。
死人が生き返らないのと同じように、元には戻れないという残酷な現実
です。だからこそ、たとえ気苦労に終わっても
安全に関わることは”万が一”まで考えることに無駄はない
と思います。
いつどこで自分が見られているかわからないという恐怖を、
10名以上とも言われる被害児童が今も味わっていると思うと、本当にいたたまれません。