受けました。自己採点では、
国語100点、算数は良くて80点
だそうです。算数は前回より10点以上落ちたことになります。
で、実際に回答と解答を照らし合わせた結果、残念ながら70点にも届きませんでした。
あらら。
大問5につまずいてしまったため、大問6に手を付けずに終わってしまったそうです。
大問5は難しく書いてはいますが、基本的には足し算・引き算の応用です。
1年生の頃にもあった(気がする)何枚かのカードからある数字を作るには?みたいな
組み合わせ問題です。それに気づけば、たとえば(2)などは足し算2回と引き算1回で4を作る、
という問題に置き換えられます。
このような置き換えにすぐ気づいた子は、大問6に余裕をもって臨めたことでしょう。
大問6は本文の日本語を理解するのが難しかったですが、
3つの図で合計9個の積み木を使っている
とわかれば、あとは真四角と長四角の比率を考えて投影図を選ぶだけです。
大問5に比べて、本文さえ理解できればあっという間に終わる問題だといえます。
試験時間は30分ですが、問題の意図に気づくことができれば満点が取れそうでした。
大問5(2)以降の読みかえ力、大問6の読解力が偏差値65の分かれ目かなと思います。
今回不思議に感じたのは、
なぜ国語で満点を取れるのに「算数の読解力」が足りないのだろう?
ということです。慣れなのか、それとも考え方の引き出しが足りないのか。算数の問題に対して
この問題は何を言っているんだろう?わからない!知りたい!
と思うタイプではないのかもしれません。賢い感じはするけど出し抜くタイプでないというか。
だとすると、自ら考えて出題者と対峙するような粘り強さがあるかは未知数なので、
少しでも引き出しを増やしてパターンを身につけた方が良いです(もし高学年なら時間がないので)。
しかし今の段階ではまだ、自ら考えて出題者の意図に応えるための学習こそ重要な気がします。
どのようにして「知恵比べ」みたいなところの持久力を高めればいいか、少し考えてみます。