娘は読書が好きです。
最近はマンガも読み始めましたが、文字ばかりの本も相変わらず好きなようです。
2か月ほど前に高学年でも使える本格的な漢字辞典を購入しましたが、
これも気に入っているようです。
聞いたこともなかった部首を尋ねられて、新発見もあったりします。
先日購入したのは、飲食店の事業計画に関する本です。大人向けのものです。
「仲の良い友達と将来お店を開く話で盛り上がってる!」というので、
面白いかなと思って買ってみました。
当然のことながら、「仕入れ」「原価」「利益」といった言葉が並ぶのですが、
読み方がわかるものは自分で調べて読んでいるようです。
知識が増えると、そのことについて考えたり、考えを深めたりすることができます。
何も知らないところから想像力を膨らませるというのは難しいと思います。
友達とああでもない、こうでもないと盛り上がるために、たとえ深く理解していなくても
「立地はこういうところがいいよね」
「敷地面積は何平方メートルがいいかな」
「かわいい食器をそろえたいけど利益が減るかも」
といった言葉を使うことで、ままごと的な遊びに臨場感が生まれます。
知識が増えると遊びも楽しくなる。
そういった実感によって言葉への興味がますます強くなるのを楽しく眺めています。
そして使いたい言葉を書けるようになりたいと思うことで、
まずは漢字と熟語を覚えてくれたらいいなと思います。
筆順や部首といったものは本当は後からでもいいんじゃないかな?と思いますが、
正しい筆順だと右利きなら書きやすく、きれいな文字になりやすいという意味で、
一応意味があると教えています(説得力はないかも)。
言葉はそれ自体が知識ですし、言葉を組み合わせてさらなる知識につながります。
言葉を他者と交わすことで、共感やアイデアも生まれると思います。
きっかけは遊びでも何でもよいので、言葉に触れてみるという機会を作っていこうと思います。