前回までは四谷大塚が取り入れたAIの話題を中心に書きました。
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今回は報告会の中で
同じナガセグループに東進ハイスクールがある四谷大塚ならではの、
大学受験につながる中学受験の話
がありました。
大学受験といえば共通テスト。そこで求められるのは探求力ですが、四谷大塚の説明では
「探求力=考える力」を問う問題への変化
とのことでした。
大学入試の変化は中学受験に反映されてくるので、中学受験も探求力を求めるようになります。
共通テストでの表面的な変化としては
本文も設問分も劇的に長文化した
ということですが、中学受験では
2026年は開成や桜蔭で本文も文字数が激減
に代表されるように、文字数が減る傾向も見られ始めたようです。
その代わり
よく読まないと答えられない設問になった
とも言われています。
算数では少し前から思考系問題という言葉が出始めていましたが、
これがすべての科目に浸透し始めて、4教科の総合力が必要
となりました。
どの科目でも「読んで読み取って考える」が求められる。
この「考える力」という点で、四谷大塚は改めて予習主義を強調していました。
つい数年前は復習の大切さを説いていて
SAPIXや早稲アカに近くなったなぁ
と感じていましたが、今こそ予習主義とのことでした。
なぜ予習主義かというと
初めて見る問題を、リード文や資料を読んで流れに乗り、未知の状態で考える訓練
になるからということのようです。
復習主義はパターンで覚えるやり方ともいえるので、共通テストで求められるような
その場でよく読んで理解し、考えた上で答えを出す
という問題の訓練(習慣づけ)に、必ずしも最適ではないということです。
なお四谷大塚の調べでは
東進生と一般生の間で、共通テストの得点に初めて100点以上の差がついた
とのことでした。
中学受験はゴールでなく人生の中間目標
をうたう四谷大塚では、大学受験を見据えた学習習慣を意識しているようです。
AIの活用も大学受験指導にますます取り入れられていくことでしょう。
この辺は早稲アカと同じく
系列の大学受験塾・コースと結びつきが強いこと
が、持ち味になっていくのかなと思います。
中学受験の報告会で大学受験の話も聞けるのは四谷大塚の良さですね。
次回は一度SAPIX組み分け(入室テスト)の話を挟んでから、4教科の科目別分析報告です👋