これまでの組み分けテストの成績を振り返ってみました。
改めて眺めると
やはり4年生になって国語と算数の差が開いたこと
が数字ではっきりしました。
よくできた回と振るわなかった回というバラつきは、
算数でのみ発生しています。国語は変動あっても概ね安定。
数値を眺めると・・・
4年生組み分けテスト
国語平均偏差値 67
算数平均偏差値 56
実に10以上の開きがあります。
もっと気になるのは
国語偏差値 最高と最低の差 8
算数偏差値 最高と最低の差 19
です。
定着度の違い、国語に引っ張られてコースが決まるのは困る、というのはまさにこのこと。
一回の成績や偏差値は気にしませんが、ある程度の期間を数字で見ると一目瞭然。
偏差値は3違えば層が変わるともいいますが、10違ったらもはや別次元です。
点数に換算すると恐ろしいくらいの開きになります。
特定の単元やその日の調子で上位に入ると、その後が振るわない。
そして今度は成績が下がってコースが下がると、落ち着いて勉強できるのかはわかりませんが、
また成績が上がるきっかけができたりする。
このような浮沈があるのは
上位だと算数のペースが早くて消化しきれず安定しない
ということだと私は考えました。
ちなみに3年生の組み分けテストを分析すると
国語平均偏差値 66
算数平均偏差値 66
で差がゼロ。
国語偏差値 最高と最低の差 4
算数偏差値 最高と最低の差 14
でした。
但し、3年生までの算数は娘は得意なジャンルが多かったので、
飛び抜けて算数の成績が良かった回のせいで、高低差が生じただけでした。
そして3年生と4年生の大きな違いは組み分けテストの回数です。
娘は算数によってコース変動が生じやすく校舎的にも数点でコースが変わるので、
算数の学習ペースが安定していない可能性がありました。
とにかく上位コースの算数星人たちは異次元ですから😅
国語のお陰で上位に入ることが娘にはマイナスになってしまう。
復習を頑張った甲斐もあり、理社も確実に伸びてきています。
ということは上位コースに留まる可能性があるので、算数の学習ペース問題はますます解決しない。
これは5年生で算数の壁に直撃するパターンだと思います😱
4年生の小数・分数や平面図形で消化不良を起こすと、割合と比の計算が全然できなかったり
平面図形の角度計算を間違えたり、速さの単元で単位換算や乗算・除算で混乱したり。
5年生の大量の学習量とスピードをこなすには、4年生の土台が必要なはずです。
今の状態だと消化不良や不安定が尾を引く気がします。
そしてもっと恐れているのは、算数の成績だって決して悪くないのに
算数だけが他の教科より低い成績のために
私は算数が向いていないんだ😭
と思うようになることです。メンタルが弱まると課題に取り組むのがつらいですから。
アルファにはずっと居られたかもしれない
でもそのせいで受験では力を出しきれなかった
いつかそう思うようなことになってしまうと本末転倒なので、やはりここは謙虚に
算数を自分のペースで学べる環境でコツコツやるのが良いのではないか
と思いました。
そのタイミングも、これ以上算数と他教科の差が開いた後に転塾となると
算数ができないからSAPIXを辞めた
と本人が思うリスクがあるので、早めが正解かなと。
今はまだ
自分のペースで学びたい
と思ってるので、
本人の中で具体的に何とかなるイメージ
があるのだと思います。まだ自信を失うような状況ではない、だからこそ今かなと。
低学年からの娘の様子を見る限り、環境の変化には割りと早く対応できると思います。
今回あらためてデータを振り返ることで客観的に見られました。
一回の成績ではわかりませんが、やはり成績は期間を通して見ると色々わかると思いました👋