このブログは
サンプル数=1だけど、何か中学受験に役立つことを書いていきたい
と思って書いています。自分への備忘録という側面もあります😅
今回マンスリーテストを終えて思ったことは、
一周目(息子)の時よりも長いスパンで考えるようになった
ということです。息子の時は初めての中学受験だったので、たとえば
できなかったところはすぐ改善しようとしていた
算数に傾斜して力を入れていた(算数で勝負がついてしまうと言われている)
という傾向がありました。
でもすぐ改善しようとしていたのに、時間が経つと定着していなかったり
振り返ればその時を乗り越えることで短期目標のぶつ切り感があった
という印象もあります。
塾で習ってきたことはその時期に体得しておかなければついていけなくなる
という強迫観念とも似ているかもしれません。
その割りに算数を重視していたため
理社は後でも十分間に合う
という緩さも生まれてしまい、気づけば特定単元が不得意というような
バランスの取れていない(逆に算数はとてもよくできた)
学力になってしまったと反省しています。
今はどうかというと、すぐに定着させられるものはすぐ済ませられますが
今一つ理解に時間がかかったり、
直感的に受け付けられない(概念を受け容れられない)単元は、
時間をかけて定着させていこう
という対応が取れるようになりました。
逆の言い方をすれば
とりあえず「できた」にして先に進むことは諦めた
ともいえます。
全体で見ればいま十分できている科目や単元もありますし、不得意に感じるところも
やってないのではなくて、やったけどうまくいかないだけ
なので、集中的に問題をこなして「一応できた」にしないようにしました。
親からすると「できないところ」が悪目立ちしがちですが、
今できるようにならないと
は親の判断であって、塾や子どもの判断ではないですね😓
2年生の夏ごろに娘は「つんつくん」が不得意で、嫌がっていました。
ポイントは条件整理と論理思考なのですが、その頃の娘には嫌な問題だったのです。
しかし半年弱経過した後に取り組ませたら、短期間で得点源にできるくらい理解が深まりました。
論理的に考えることも少しずつできるようになったのです。
一周目よりも長いスパンで考えるようになった
というのは、
できたことにして先に進む方が危険かもしれない
と思うようになったということです。いま定着しずらい学習内容であれば、
もしかしたら時間をおいた方がいいものかもしれない、と。
漢字や知識でも
暗記的なものや反復練習で身につくものに成長度合いは関係ない
と思うこともできますが、一方で
低学年の手先の筋力では難しい文字が書けない、細かい違いを正確に区別できない
ということがあるように、
反復練習も時期的にできない(効率的でない、勉強嫌いになる)ことがあるかも
と思っています。
必ずしもどちらかが正解というわけではなく、臨機応変に対応できるように
どちらの考え方も使いどころがある
と思っています。
ひとまず頑張ったのなら、慌ててこなさずじっくり時間をかけることも
選択肢のひとつとして考えられるようになりました。
こんな考えが役立つかどうかは人それぞれだとは思いますが😓
これからも娘の成長度合いを見守りながら、バランス良い学力を目指したいと思います👋