算数の復習でどうも行き詰まってそうだったので、
ヒントを出したりはしないから、少し見ようか?
と声をかけたところ、
いい!自分でやるから!👧😠
と怒られてしまいました。どうやらノリに乗っているところだったようです。
全然先に進んでいなくても、
頭はフル回転ですごく集中しているという状態
が少しずつ理解できてきました。
多少はヒントをもらった方がいいのでは?
学ぶべきことが何なのかさえきちんとわかれば、人に教わることは良いことだ
と思ってしまうのですが、それは大人になってから気づいたことだったかもしれません。
私も、
どうしても自力100%でやり切りたい
と思った頃があったことを思い出しました。
今の娘もそういう状態なんだと、最近わかるようになってきました。
手は動いていないし、すぐ席を離れようとするし、イライラしている。
でもそういう時は、
不機嫌そうに見えても実は勉強に真剣になっていて集中している
というケースもあるのです。
確かに私も、どうしても難しい仕事に直面して思考回路をフル回転させている時に、
仕事場を離れてみたり、思い切って外出したり
ということがあります。不機嫌ではないですが、超集中しています。
人に聞くのが嫌とかではなく、助けてもらいようがない時です😅
間接的な助言や支援はもらえても、誰も直接的な助けができない場面はあります。
逃げられない、自分でどうにかしなければならない、という時に
よく考えたら娘と同じ感じになっているかも🤣
と思いました。
ちなみに娘の場合は、
逃げられないというより逃げたくない
に近いのだと思います。進んでなくても頑張っている時です。
自分で考えたいのだから今は何も聞きたくない
自分で乗り越えたいのに機会を失うのはイヤ
苦しいけどもう少し頑張りたいから
少し見てあげようか?
は邪魔というか誘惑というか、心を折らせるものになるのかもしれません。
大人になると効率をとても意識しますが、娘は成長段階だから・・・と考えたら
たとえ遠回りに見えても、それが力になる
という時期なのだと思います。
時期や場面で正解が変わるのは、スポーツの監督みたいで面白いですね😅
なので、
ふらふらと席を離れることが多くても
手が動いていなくてイライラしていても
もういやだと言って脱線し始めても
必ずしも
見た目の様子と勉強に集中しているかは別
だと思いました。
集中している時ほど、癇癪というかナーバスにもなるものとも思います。
思えばスポーツに熱心に取り組む子どもも、ゲームに熱くなる子どもも、
見た目では怒っているように、あるいは不満だらけのように見えるのに、
それなのに絶対にやめたくないという
ということがあります。
アスリートとかでも、本気で集中している時は獣のように見えたりします。
勉強に関しては、机に向かいさえすれば先に進めるわけでもなく、
試行錯誤のネタが尽きたら机に向かっていても手は動かなくなるのでしょう。
そうすると投げ出すかのような行動を取ったり、イライラしたりもすると思います。
しかしこれらは、見た目の様子とは裏腹に課題に向き合っている証拠かもしれません。
勉強に関しては
イライラしながらやっているように見えても集中してたり、
楽しそうに、あるいは大人しく取り組んでいたとしても気持ちが入っていなかったり
といったことがあるように思います。
子どもの勉強が真剣なものなのかを見極めるのはなかなか難しいですが
終わらせればいいんだよね~
みたいな状態になっていなければ、まずは良いと思っていいのかもしれません。
課題を終わらせることを目的にすると危ないのはわかっていますが、終わらないと焦りる・・・😓
学力を伸ばす(伸びないような状況を作らない)というのは、本当に難しいと思いました👋