語彙力は表現力や思考力にも影響し、読解力の土台になると思うと書きました。
girl.chugakujuken-challenge.work
今回は具体的な話を絡めて書いてみたいと思います。
私も受けたことのある研修の中に
言葉だけで地図や絵を完成させる
というものがありました。
一人が答えとなる地図や絵を持っていて、言葉だけで相手に再現させるゲームです。
これがなかなか難しい🤣
お互いに背中合わせでやるので、ジェスチャーは使えません。
完全に言葉だけでやります。
なので伝え方に工夫が要るのです。
より多くの言葉で表現できる方が有利でした。
またどこまで本当かは言い切れませんが、アメリカ人と話す際に
なるべく違う言葉を遣って表現すると、知的に見られる
といわれたりします。
私も意図的に、頑張って単語を変えたり熟語に変えたりして、
話し相手を退屈させないようにしたりしてます。
たぶん同じ言葉を多用すると、会話がしつこく?退屈に?なるのかもしれません😓
かといって、同じことを言葉を換えて言い続けたら
こいつしつこいなぁ。結局同じこと言い続けてるだけじゃん。主張が強いなぁ
と思われる気もするのですが。
(でも彼らは本当に主張が強いので、相手の主張が強いことはむしろ普通なのでしょう)
私はアメリカ人ではないので、言い回しを変えることが知的なのかはわかりません。
郷に入っては郷に従え
と思って真似するようにしています😅何となく会話が弾んでいるような気はします🤣
2つの例(といえるか微妙😓)を挙げましたが、いずれのケースも
語彙のあるなしで話す・聞くの量や質が変わる
ということです。
相手の指示通りに地図が書けない
言葉がわからないから相手が繰り返す主題が掴めない
といったことが、私には
授業やテキストを理解できない
と似たことに感じられるのです。
わからない授業やテキストは、退屈や苦痛に感じるかもしれません。
それが続けば諦めの気持ちも出てくることもあるかもしれません。
挽回しようと頑張っても伸び悩む。
もしかしたら語彙力の多寡によって
適切に表現ができないから質問を伝えきることもできない
ということもあり得ると思います。これは本当に厳しい。
どう助けてもらいたいかを説明できないというのは、
異国で迷子になるのと同じくらい心細いことでしょう。
やけを起こすか内にこもるか、いずれにしても子どもの心はSOS状態かもしれません。
言葉を知る・使いこなす
ということは、
中学受験において最も大切なことかもしれない
と、改めて空恐ろしく感じました😱
なるべく正しい言葉(話し言葉も柔軟に使い分ける👆)を身につけることは、
人生そのものを左右するのかもしれません。
少なくとも、読解力の土台が語彙力にあるならば、
読解力に弱点のある子どもは全教科で伸び悩む
→対策が語彙力の強化だとすると、改善には時間がかかる
と考えることもできそうです。
言葉は長い時間をかけて蓄積した方が有利ともいえます。
難しく考えると息苦しいですが、無理のない範囲でこれからも言葉に意識を向けようと思います👋