前回の記事では
中高一貫校がこれからの時代に求める生徒像、その性質
と
これから迎えるAIを活用した時代の課題
に触れてみました。
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私がAIを使っていて思うのは、
確かに広野先生のおっしゃるような探求心や思考力が重要となる
ということです。
言い換えれば、AI時代にも残る”仕事”だと思います。
この探求心や思考力によって生まれる新たな疑問の解決に、AIを使うことになります。
AIを使うと仕事の処理速度が飛躍的に向上します。本当に便利です。
しかし私が取り組むべきすべての仕事をAIが一度に遂行してくれるわけではありません。
もし私が、仕事全体のアウトプットを1回でAIに出させようとすれば、私は
AIが答えを出せるような問いかけの仕方と前提条件
を完璧に入力しなければなりません。それはもしかしたら
完璧主義者が延々と時間をかけた挙句、結局期限までに何も生み出せなかった
ということと同じになるかもしれません。
現時点で私がAIに感じているのは、圧倒的な処理速度の速さです。
複雑な条件整理と分岐を伴う処理に関しては、
私の仕事に特化した機械学習をさせないとAIは最適解を出せないでしょうから、
「答えを出させるために費やす学習時間」と「私が部分的にAIを活用して処理する時間」
のどちらが短いかによって、私の仕事も変わってくるということです。
時間をかけてトレーニングしてもAIにすべてやらせた方が早いのであれば、
私の今後の仕事は機械学習の最適化やマシン選びが重要になると思います。
私が部分的にAIを活用した方が早いのであれば、
今まで通り全体のストーリーやゴールは自分で考えて、臨機応変にAIを活用する
という仕事になるのだと思います。
学習しながら自らをアップデートしなければ環境に適応することは難しくなり、
自らを能動的にアップデートしていくために、探求心と思考力は有効だと思います。
しかしカリキュラム学習が始まった今、娘の学習内容を見ていると
いま思考力トレーニングや探求心のままに時間をかけるなんて、とてもムリ😭
だと思います。SAPIXの課題だけでいっぱいいっぱいです😵
そのように考えると、
思考力に時間をかけられるのは低学年のうち
だと思います。良いことは、
思考力を鍛えるのは高学年の難問でなくて構わない
その学齢に応じた難易度で思考させるものであればよい
ということです。
あまり論理的にまとめられてなくて恐縮なところですが、
低学年で思考力を鍛える
という考え方は合理的かな?🤔と思いました。
- AI時代でも思考力は重要
- でも中学受験では思考力を鍛える時間の確保は難しそう
- 低学年で思考力を鍛えておくのは合理的かも
件の記事を読みながら、そんな風に感じました~😅👋