きっかけはこの記事です。
さすが粟根先生というか、シンプルかつ論理的に書かれています😅
記事の中で
「苦手分野を補強したい」場合
という段落が出てきますが、これは本当にその通りかなと思います。
例題や解説が詳しく載っている
実際に手を動かすような流れになっている(読書では深い理解にはつながりにくい)
という問題集は、多いようで少ないと私は感じています。
また記事に
「簡単すぎるかな」と感じるぐらいのレベルと
書かれているところもポイントです👆
「読んでわかった気になる」よりも「手を動かして再現できた」の方が、身につきます。
簡単でなければ手が動きにくいので、簡単な問題で本質を教えてくれる問題集がベストと思います😉
そして記事は・・・やっぱりサラッと深~いことを書いているなぁと思いました😅
解説を読むことの重要性を踏まえて使う
という段落があります。
いやいや先生、解説読むって大変ですよ
そもそも理解を深めるために問題集を使ってる小学生には、ハードル高いです
算数の解説って読解力や想像力がないと、国語より大変じゃないですか
と心の中で突っ込んだのですが、記事を読み進めていったらちゃんと
お子さんが手に取ってじっくりと吟味する必要があります
お子さん自身が取り組みやすいと感じられるものを選んでください
と書かれていました。このくだりが一番大事だと思いました🤩
私は人のことを言えませんが、問題集は親目線でつい親が選んでしまうものだと思います。
でもその時点から子どもの主体性や自己選択は薄れていくんですよね。
与えられたからやる・やらされる。
そうなってほしくないはずなのに、そうしているというジレンマを感じる時があります。
そもそも参考書コーナーに連れて行くこと自体を、子どもが嫌がります(うちだけ?)
私の数少ない😭成功体験からすると、
子どもが本当に「理解できるようになりたい」と思っている時に、
「気分転換も兼ねて解説用の問題集でも見てみようか?」と誘導した時
に子どもが自分で吟味して、その問題集は自発的に取り組みました。
子どもが本当に「困っている」と思っている時は、とても効果的でした。
問題集は、
買ってしまうと「やらなければならないもの」になる
というサンクコスト効果みたいなものがあるように思います。
でもやりたがらないものや、時機を逸して効果が期待できなくなったものを、
いつまでも置いておいたりノルマとしてやらせても意味がなかったりもします。
そこで失われるのは、他に費やせる時間や勉強への意欲です。
そう思うようになって以来、私は親目線で「いいな~、これ」と思った問題集を
読書用の本として蔵書に入れておく
という気持ちで、所有するようになりました。
いつか娘がつまずいた時に役立つかもシリーズ
です。無駄なお金と本棚のスペースが使われています😭
市販の問題集には良書・良問といえるものがたくさん出ていると思います。
粟根先生の記事にもあるように、子ども本人が吟味したものが良いです。
一方で、ノルマになったりサンクコストになってしまったり、諸刃の剣にもなると思います。
個人的には市販の問題集は必要だと思っています。親目線ではシグマベストとか、好きです😅
娘が疑問の霧の中に入っていった時、行先を照らしてくれる良書に出会えたらと思います👋