本当は1回の記事で完結するはずの「まとめ」でしたが、
書いておいたら参考になるのではないか?
と思うことが色々出てきたので複数回にします。ああ、くどくてすみません(本当に😭)
シミュレーションを通じて考えたことのまとめとして、
それを成績向上にどう役立てたらいいのだろう?🤔
を書いていきます。
成績向上であって学力向上でないのがポイントです😉
学力向上は過去にも書きましたが、
基礎の穴をなくすこと(復習・定着)からの応用、
そして基礎力と知識を自由に出し入れするアウトプット訓練(引き出しの滑りをよくする)
と思います。
今回の話は、
「テスト前に詰め込んで手っ取り早く知識系で得点を稼ぐ」のとは違うアプローチ
での成績向上案です。案というほどではなく
総得点という結果でなく、得点構成に着眼するのがいいと思う👆
だけの話で恐縮ですけど😅
元々は2教科300点満点の組み分けテストで、偏差値シミュレーションをしました。
girl.chugakujuken-challenge.work
改めて実際の平均点で偏差値シミュレーションをしてみると・・・
2教科平均点186点・標準偏差43
得点 : 偏差値
140: 39.3
150: 41.6
160: 44.0
170: 46.3
180: 48.6
190: 50.9
200: 53.3
210: 55.6
212: 56.0(ここからは推定α相当)
220: 57.9
230: 60.2
240: 62.6
でした。
これがある程度SAPIXの傾向に近いとするならば
今回は平均より26点(300点中の8.7%)積み増せばαコースが見えた
算国ぞれぞれで+13点(2~3問)
みたいな感じです。
計算して確かめましたが、これは平均点が186点でなくても、
平均点が150点なら176点で偏差値56相当(+26点)
平均点が130点なら156点で偏差値56相当(+26点)
ということで、平均点には依存していません。標準偏差が重要です。
標準偏差が43だったので、偏差値56には平均点+26点
ということになっています。
2教科なので標準偏差は40くらいですが、単科や4科では単純な数値は変わります。
平均点予想は完全に外れましたが、標準偏差は予想に近かったので(予想40実際43)、
2教科で+24点前後の積み増し(予想)は、+26点の積み増し(実際)とほぼ同じです。
大きな声では言えませんが・・・
偏差値が気になる方は、得点よりも平均点よりも標準偏差にご注目を~
ともいえます。どういう意味かというと、
「校舎でのコースが気になるから偏差値が気になってしまう」のであれば、
その校舎での生徒のばらつき(標準偏差的なもの)を既存のコース基準表で推定し、
「その校舎で何点取るとコースがいくつ上がるか?」
というシミュレーションをするといいかもしれませんよ
ということです。「まとめのおまけ」の記事で具体的に書いてみたいと思います。
次回「まとめ2」で、標準偏差を意識した成績向上の考え方(私の主観ですが😓)に続きます👋