2028中学受験(女子)in SAPIX

2028年2月に中学受験予定のブログです。SAPIXで勉強中。

一人目(2021年)の経験と現在進行中の取り組みを中心に記事を書いています

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(結果と分析)SAPIX新4年生 組み分けテスト 2025年3月

今回の結果は先にお伝えした通りでした。

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算数は8割以上、国語は9割でした。

国語の記述、特に

大問4の問六は採点が厳しいなぁ・・・😓

と思いました。模範解答と比べてもそれほど内容に違いはなく、要素もばっちりと思いましたが。

書き過ぎと捉えられたのか、減点の理由を書いてくれれば復習できるのに。

部分点も結構引かれるもんだなぁと思いました。

ここは無理に記述の直しを娘に考えさせるよりは、

点数は気にしなくていいよ~😜

と言っておきました。全然気にしていませんでしたが🤣

 

さて、今回の組み分けテストで正答率何%の問題を得点すると偏差値がどうなるかを計算しました。

すごい偶然だと思うのですが、算国ともに正答率57%以上の問題を正解すると、

偏差値50を超えるようです。

 

「算数」正答率50%以上の問題を全問正解すると偏差値57.7

※列における「正答率N%」は、N%以上の問題を正解した場合に得点ということ。

大問 小問 正答率 配点 正答率57% 正答率50% 正答率40% 正答率30% 正答率20% 正答率10%
1 1 83 5 5 5 5 5 5 5
  2 94 5 5 5 5 5 5 5
  3 81 5 5 5 5 5 5 5
  4 76 5 5 5 5 5 5 5
  5 82 5 5 5 5 5 5 5
  6 82 5 5 5 5 5 5 5
  7 78 5 5 5 5 5 5 5
  8 63 5 5 5 5 5 5 5
2 1 48 5 0 0 5 5 5 5
  2 79 5 5 5 5 5 5 5
  3 68 5 5 5 5 5 5 5
  4 85 5 5 5 5 5 5 5
  5 72 5 5 5 5 5 5 5
  6 54 5 0 5 5 5 5 5
3 1 74 5 5 5 5 5 5 5
  2 50 5 0 5 5 5 5 5
  3 25 5 0 0 0 0 5 5
  4 39 5 0 0 0 5 5 5
4 1 65 5 5 5 5 5 5 5
  2 57 5 5 5 5 5 5 5
  3 32 5 0 0 0 5 5 5
  4 14 5 0 0 0 0 0 5
5 1① 57 4 4 4 4 4 4 4
  1② 35 4 0 0 0 4 4 4
  2① 51 6 0 6 6 6 6 6
  2② 2 6 0 0 0 0 0 0
6 1 85 4 4 4 4 4 4 4
  2 67 4 4 4 4 4 4 4
  3(1) 42 3 0 0 3 3 3 3
  3(2) 56 3 0 3 3 3 3 3
  4 4 6 0 0 0 0 0 0
    総得点 150 87.0 106 114 128 133 138
    偏差値 74.6 50.3 57.7 60.7 66.1 68 70
      正答率100% 正答率57% 正答率50% 正答率40% 正答率30% 正答率20% 正答率10%

 

「国語」正答率50%以上の問題を全問正解すると偏差値59.5

※列における「正答率N%」は、N%以上の問題を正解した場合に得点ということ。

 記述は正答率57%から順に、部分点が24%, 50%, 60%, 70%, 80%, 90%で計算。

大問 小問 正答率 配点 正答率57% 正答率50% 正答率40% 正答率30% 正答率20% 正答率10%
1 1 87 3 3 3 3 3 3 3
  2 97 3 3 3 3 3 3 3
  3 74 3 3 3 3 3 3 3
  4 75 3 3 3 3 3 3 3
  5 57 3 3 3 3 3 3 3
  6 86 3 3 3 3 3 3 3
  7 87 3 3 3 3 3 3 3
  8 76 3 3 3 3 3 3 3
  9 74 3 3 3 3 3 3 3
  10 79 3 3 3 3 3 3 3
2 1 46 3 0 0 3 3 3 3
  2 97 3 3 3 3 3 3 3
  3 79 3 3 3 3 3 3 3
  4 92 3 3 3 3 3 3 3
  5 88 3 3 3 3 3 3 3
3 1A 72 3 3 3 3 3 3 3
  1B 95 3 3 3 3 3 3 3
  1C 95 3 3 3 3 3 3 3
  2 87 6 6 6 6 6 6 6
  3 57 6 6 6 6 6 6 6
  4 56 6 0 6 6 6 6 6
  5 54 6 0 6 6 6 6 6
  6 72 6 6 6 6 6 6 6
  7 36 14 3 7 8 9 11 12
4 1A 84 3 3 3 3 3 3 3
  1B 83 3 3 3 3 3 3 3
  1C 79 3 3 3 3 3 3 3
  2 77 6 6 6 6 6 6 6
  3 86 6 6 6 6 6 6 6
  4 22 6 0 0 0 0 6 6
  5 76 6 6 6 6 6 6 6
  6 30 6 0 0 0 6 6 6
  7 78 13 3 6 7 9 10 11
    総得点 150 102.0 121 126 135 144 146
    偏差値 72.4 51 59.5 61.7 65.7 69.7 70.6
      正答率100% 正答率57% 正答率50% 正答率40% 正答率30% 正答率20% 正答率10%

 

正答率50%以上を全問正解すると偏差値50を軽く超えてしまうので、

平均点付近の子どもも、正答率50%前後で得失点がばらついている

といえます。

時間配分に失敗した、書き損じをしてしまった、解答欄を間違えた。

理由はいくらでも考えられると思います。しかしこういうものはどれも、

この先、年齢が上がったり集中力が増したりすれば、少しずつ比率が減るもの

とも考えられます。平均点前後の子どものうち、このような失点を減らせた子どもが

4年生後半からどんどん得点を伸ばしてくる可能性が高いと、私は考えます。

 

ここからは完全に私の主観ですが、

正答率50%以上の問題を解ければ成績が上がる

復習や解き直しをして穴をなくしていくと、成績も上がって好循環が始まる

得点だけを見て得点構成に穴があるのを見落としていると、この先が不安になる

と思いました。

 

たとえば娘の場合、算数なら

正答率50%程度の問題を数問失点して、正答率30%以下の問題を数問得点

という感じです。正答率が低い問題でいつも得点できる可能性は、

正答率の高い問題で得点できる可能性よりも低いと思います。

なので、

復習して穴をつぶしておかないと、今回よりも成績が下がる可能性の方が高いはず

と考えられます。これが成績の安定、学力の定着にそのままつながると思っています。

一方で、国語は

正答率の低い問題と記述しか失点していない

という内容でした。記述も悪くなかったと思います(採点は辛口で驚きましたが)

娘のこれまでの成績を見る限り、国語は安定しています。

失点することはありますが、成績としては大きく崩れないという意味です。

やはり国語の方が学力の定着度が高く、正答率の高い問題で失点する可能性が低いのだと思います。

 

なお今回は概ね、

算数は1点あたりの偏差値が0.4、国語は1点当たりの偏差値が0.4~0.5

に相当しそうです。

正答率と関係なく、

たまたま答えが合っていた

という問題もあると思うので、学力に穴が開いていないか確認したいと思います。

次の復習テストの方が、穴のチェックはしやすいかなと思っています😉👋