いよいよ塾では4年生になりました。
4年生の学習や授業については別途書きますが、低学年から通塾している子どももいれば、
今から通塾を開始する子どもも居ます。
初めて通塾する子どもにとっては学校ではやらないような内容だったり、
難しい問題に出会うこともあったりで楽しいと感じることの方が多いような気がします。
新鮮さがモチベーションになっているうちは楽しく通えますが、成績を突きつけられたり、
それより何より
通い始めた頃はうるさくなかった親が、口うるさいと感じるようになった
というあたりから、難しさやもどかしさを感じ始めるのかもしれません。
子どもはまだ5年生や6年生のイメージなどまったくわかないため、
ただ楽しいとか、難しくなってきて興が冷めてきた
といった、
感情的な思いがすべて
となるのは自然なことかもしれません。
しかしその先の先に受験があることを常に意識している親にとっては、
楽しさのままにもっと学習量を増やして、少しでも良い成績をキープしてほしい
と願うことが、ごくありふれたことともいえます。
このギャップが大きくなると、親子のすれ違いができてくるというか🤔
つまり、
親にとっては4年生の成績も重要なのだけれど、子どもはまだエンジンがかからない😥
というジレンマめいたものが生まれるのだと思います。
そんな「4年生の学力」について書かれている記事があります。
プレミアム会員登録しないで読めるところまで読みましたが、これはなかなか難しい😓
ただ記事の中で少し混同しているように感じるのは、
- 4年生の学力
- 4年生の成績
- 4年生の塾でのクラス
は同じようで違うものなのに、あまり区別して書かれていないところです。
行間を読むと、4年生の~という書き方が指しているのは、4年生でのクラスのことのようです。
ここで上の3つの区別がポイントになってきます(と私は思っています😅)
「クラス」は必ずしも単発の成績で決まらないことがあります。
またクラス変動もあるので、一概にどのレンジに安定して属しているか?もいえません。
「成績」はテストの結果という意味になるので、良い時だけを見て
これがわが子の本来の学力(もっと先まで進まなくちゃ、難しいことやらなくちゃ👆)
と思うタイプも居れば、悪い時を見て
わが子は成績が安定せず、いつ転がり落ちてもおかしくない(もっと量をやらなくちゃ👆)
と思うタイプも居ると思います。テストは水物という側面もなくはないので、
単発の結果だけで学力を測るのは難しいと思います。
「学力」は見えるようで見えないものだと思います。個人的に思うのは、
学力は単元の基礎習熟度で、仕上げは応用問題を自力で解けるか?
だと感じます。同じ単元の難しい問題を、1問でいいから自力で解けることが大事かな、と。
理想的には、
学力がついて → 成績として表れて → クラスが安定する
となれば良いのですが、学力に穴があっても相対的に成績が良いことはありますし、
4教科のバランスが悪くても上位クラスに入れることもあると思います。
先ほどの記事では、
4年生の学力=4年生でのクラス
と解釈できてしまうところがあるので、私は
難しい記事だなぁ~(大事なことを書いているけど、汲み取るのが難しい)
と感じました。
私の考えでは、
4年生の学力はとても重要!
です。でも
4年生でのクラスが重要
とは思っていません。むしろ上位クラスでなくて基礎をみっちりやることになっても、
4年生で身につけるべき学力が身につくなら本来のあるべき姿なのではないか?🤔
とさえ思います。
4年生の学力がないと5年生で困ります。しかしそれは、
単純に5年生の学習内容が4年生の土台の上にあるから
というだけではありません。
実際に4年生の授業が始まって、それを実感しています。
上の子の時にはここまではっきりと感じたことはありませんでした。
でも今なら、
5年生を意識して4年生で見ておくべきところはここだったのかな
と思うことがあります。
なぜ5年生で難しくなったのか?
なぜ6年生で時間がなくなったのか?
その辺のことにも少し触れて、次回は4年生での通塾開始について書きたいと思います👋