子どもの中学受験は初めて(一人目の中受である、二人目以降の中受ではない)
SAPIXか他塾か迷う
これから中学受験で合格を(初めて)目指していく
といったお悩みを持つ方に、参考になりそうな話?の続きです(私の主観です😓)
前回、
SAPIXのアルファベットコースとSAPIX偏差値表の関係
を書いてみました。
では同じコースを四谷大塚の偏差値表で見るとどうなるのか?🧐
というと・・・以下のようになります(女子だけですが😅)
コース3:吉祥女子(64)
コース4:鷗友(62)、フェリス(63)、広尾小石川(59)、
学習院女子(60)、中大横浜(59)、頌栄(61)、香蘭(59)
コース5:中大付属(60)、東洋英和(61)、三田国際(59)、
青学横浜英和(57)
コース6:大妻(54)、成蹊(55)、都市大等々力(56)、芝国際(50)
四谷大塚偏差値とSAPIX偏差値では5~10も違う!😱
通説が正しいとは思えない部分もありますが、よく
中学受験の偏差値50と高校受験の偏差値50は違う(中学受験は小学生の上位層)
とか耳にすることがあります。しかしSAPIXと四谷大塚の偏差値の違いを見ると、
SAPIXの偏差値50と四谷大塚の偏差値50は違う
という話に見えてきてしまいます。これはさらに鵜呑みにしていいか微妙ではありますが。
しかし
SAPIXという母集団の中で競い合っていないと、中学受験をしているといえない
という話になりかねません。
上の子の時も立ち位置を見るためにSAPIXオープンを活用したりしましたが、
4年生の時からSAPIXの母集団を意識していないと、
他塾で偏差値60だ、70だと思って6年生になった時に、現実を突きつけられる🥶
という事態が起こるかもしれません。
一方で大手4塾に限ってみても、
6年生夏まででカリキュラムを終えて、9月から志望校特訓が本格化する
というスタイルは同じといえます。
これらを考慮すると、
学力はどの塾でも鍛えられるけど、目先の偏差値や順位で油断する可能性がある家庭は、
SAPIX以外で学習していると緊張が緩むリスクがある?
という気がします。
確かに、
SAPIXの母集団でマンスリーテストや組み分けで常に緊張にさらされている
という状態と、
四谷大塚や早稲アカの母集団でマンスリーテストや組み分けを行っている
という状態では、結果偏差値で5~10も違えば心理的に違う気がします。
逆に、恒常的なプレッシャーやハイレベルな競争が性格的に向いておらず、
むしろ周りを気にせずコツコツと取り組んでいきたい
という性格の場合は、SAPIXは好適環境でないとも考えられます。
それにしてもSAPIXとそれ以外で世界が違うように思いました。
娘にとっての好適環境を、改めてじっくり考えたくなりそうです😓👋