先日、
開智学園の志願者数激増に驚いた
と書きました。どうやら今年の埼玉入試はのべ志願者数が本当に増えているようです。
しかし
これはもしかすると開智学園の入試システムが関係しているのかも?🤔
と思いました。
来年度にはリンク切れとなるかもしれませんが、今年の開智所沢の入試要領を見ると
- 確かに20000円の受験料で系列校すべての受験が可能
- 複数校の合否判定をしても追加料金の徴収はない
と書かれています。
この場合、
すべての日程に出願しておいて、実際には受験しない
ということも可能になります。
1月10日は他のところを受けるつもりだけど、念のため開智も出願しておこう
ができそうです。
埼玉県全体の応募者数(志願者数)は1万6082人増の7万6599人とのこと。
いくら中学受験ブームとはいえ増えすぎに見えるので、
各校の合格発表後に判明する実受験者数
が見たいところです。実受験者数が増えているなら母数が激増したことになります。
2月入試の動向にインパクトがありそうです。
※志望校や出願の変更が発生し、倍率によって受験回避の動きが出たりする
もし全体が増えたのではなく、のべ志願者数だけが増えたり埼玉県だけ増加したならば、
東京・神奈川入試への大きなインパクトはないかもしれません。
それにしても開智の入試戦略はよくできていると思います。
合格が欲しい、新規開設校(上級生が少ない、施設が新しい)に魅力を感じる
と思う親子にとっては非常に好い条件が揃っています。
たとえば、読売の記事には
開智と開智所沢で入試問題は同じ
とも書かれています。
しかも
複数回受験に対する加点制度
がある。これは開智または開智所沢に入学する意思のある生徒にとっては、
ものすごく優遇される制度である
と思います。
少子化が進むご時勢において、生徒の確保は学校経営に直結します。
のべ受験者数が増えれば認知度が飛躍的に伸びますので、良いことづくめかなと思います。
1月10日、いよいよ埼玉入試解禁。
埼玉入試の実受験者数を早く知りたいです😅