前回は息子の時の中学受験を振り返り、私なりの「受験勉強後半戦」を書いてみました。
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もうすぐ娘の受験が本格化しますが、上の子の時の経験を活かして
後半になってから慢心と油断、そしてその後の不安や焦りというパターンで、
現実逃避するような展開にはさせないようにしよう
と準備しています。
ひとつには、成績を子どもが気にしだすと
穴をなくす勉強よりも目先の点数が欲しくて、得意分野に逃げる
ということがあります。
これって得意科目への逃げなので、
勉強時間を増やしても成績の伸びにはつながりにくい
のです。
子どものメンタルがタフでないというか、
負けず嫌いではないけど、負けることが怖くて逃げそうになるというタイプ
の場合は、本人が苦手とか大切でないと思っている科目や単元の大切さを、
早いうちからコツコツと説き続けることが重要だと思います。
準備しておくことは、
「できない問題、精神的に逃げたくなる問題を逃げたら、その分野の成長は止まる」
ということを、最初から教え続けておくこと
です。
息子にはずっと言い続けてきたのですが、少しでも目を離すと算数に逃げていました。
息子は算数が得意で算数が好きで、しかも
算数で受験が決まると本人が思い込んでいた
という落とし穴があって、4教科のバランスに不安がある仕上がりとなっていました。
娘の伴走をしていて気をつけているのはいつも、
4科でも単科でも偏差値ではなく、何ができて何で失点したか?を追い続けること
です。今のところ娘もその意識を持ってくれています。
もうひとつは、
個別、カテキョ、何らかの形でプロに個別指導の助けを借りられるようにすること
です。前回で詳しく書きましたが、
塾の勉強についていけなくなっているサイン
というのは、思ったより早い段階で出ていることがあると思います。
勉強が面白くない、つまらない、特定分野に偏った勉強をしがちになる
といった傾向がみられる時です。子どもですから、基本的には
できていれば楽しい(もっとやれる🤩)
できないものは楽しくない(嫌い!つまらない!😡)
だと思います🤣本来はわかりやすい生き物のはず。
そしてできないことを責められれば、自覚があるだけにもっと嫌になることでしょう😥
たいていの子どもは自分の不安やストレスの扱い方に慣れていないので、
自分から悩みを打ち明けて第三者の助けを求める
とか、
他人(親も含む)の声掛けに素直に応じて状況が深刻化しないようにする
といった予防策を講じられません。
ただただイライラするとか、現実逃避する(遊びに走る、好きな勉強だけする)とか、
反抗的になるといった、
親のストレス火山🌋にピンポイントで爆弾💣を放り込むこと
しかできません。そして相手が親である場合は、他人のように悩みを相談するのではなく、
まずは感情を受け止めてほしい
悩みの解決よりも甘えたい
といった気持ちが出るものだと思っています。
逆に言えば、
子どもにとってそのようにストレスや不安を出せるのは親だけ
親がうるさいと感じたら友達に行くか抱え込むだけ
とも思えるようになったので、勉強に関してはプロを頼った方が良いと思うようになりました。
こんな風に、経験からの試行錯誤的な考えもあって、なかなか悩みます😓
保護者間の距離が適度に離れているし、合理的で母集団も良いSAPIXですが、
補習のための個別指導活用を考えるとフトコロが寒い💸🥶
かといって、
勉強を教えられないわけではないけど、感情を受け止める方が優先
なので、娘の先生はできない🥴
親が一人二役できる力を持っていても、子どもからは同一人物にしか映らない
親を状況に応じて先生と思えるような子どもであれば、そもそも苦労は少ないでしょうし。
ということで、切羽詰まる前に
感情受け止め係と勉強面倒見係
を、切り分けて確立しておきたいのです🤔
成績や偏差値に囚われないこと(子どもに伝染すると思います!)
塾の勉強(スピードも含む)についていけない兆候を感じたら、すぐプロを頼ること
この2点が「受験勉強後半戦でいら立たない(というか焦らない)」に、
きいてくるんじゃないかなぁ🧐と(今のところ😅)思っています👋