新4年生が始まるということで、周りでも中学受験の話題が増えました。
親同士だと
どこを目指す?志望校はどうする?
といった話題が盛り上がったりすることもあります😓
まだまだ考えられないので盛り上がりに乗り遅れてしまいます。
まだこれから始まるところなのに
今の成績なら・・・
みたいな”3年後”の話なんてしたら、
鬼が笑い転げて腹がよじれるんじゃないか?
と思うようにしています🤣
親が過熱しても焦るだけなんだよなぁ
と、二周目は割りと落ち着いていたりします。
志望校を原動力にして、目標を持って勉強するのがいい
という話もあると思いますが、それは既に大人の考えを持っているというか、
自立している子どもの場合かもしれないなぁ?🤔
と思ったりもします。
素晴らしい学校といっても、小学生には本当の良さはなかなかわからない気がします。
あの学校ならやりたいことができる
なども、同じクラブ活動ができる学校は複数あったりしますし、そもそも
子どもがやりたいことは、通う学校に関係なくできたりする
という現実もあると思います。
大学受験という、より大きな目標へのルートも一つではありませんし。
なので、
やりたいこと、行きたい学校のために勉強するというのは実は難しい
とも考えています。
一方で、
偏差値が高くてよさそうな学校
というのも、親はよくわかりますが
子どもには単なるランキングみたいにしか見えていないのではないか?
と思うこともあります。
そうすると子どもにとっては、
偏差値を上げるための勉強
になるような気がして、
難関校が求める”学ぶことが好き・楽しいと思う子ども”から遠ざかる可能性もある
と思ってしまうのです。
偏差値を上げたいという気持ちが間違っているという話ではなくて、
子どもの性格によっては、その考え方に縛られてしまうこともあり得るかな?という話です。
そうすると学ぶという行為が手段になりそうなので、
学ぶこと自体が楽しい、学ぶことが目的だから結果を気にせず学んでいける
という風になりにくい気がします。
上の子の時の中学受験でわかった気になっているだけかもしれませんが、
それほど早熟でないタイプの子どもにとって、
遠くのゴールを目標にして勉強するのは、とても難しい
と、長い時間をかけてから思うようになりました。
息子が今の娘の年齢の頃は、もっと幼い感じでした😅
ジャネーの法則を持ち出すまでもなく、子どもは目先のことが優先されがちに思います。
研究結果が正しいかは別として、マシュマロ実験のように
多くの子どもたちは目の前のマシュマロを取ってしまう🤣
のが自然だと思います。
それならば、中学受験のために急いで大人になるのではなくて、
子どもに合ったやり方で勉強する方法を探した方がいいのではないか、と。
なので娘の中学受験では、
憧れの一校を決めて受験勉強するよりも、どうしたら毎日の勉強を楽しめるか?
を最重要視するようにした。
スモールステップでの成長を親子で確認する傾向を強めたのも、そのためです。
子どもにとって
自分が成長している実感という心理的報酬が、学びや自立の原動力となる
という考え方に軸足を置きました。
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塾も
この学校を目指しましょう
この学校に向いてると思います
と言ってくることはありますが、
それは最後の最後、過去問に取り組む前くらいでもいいかも
と思うようになりました。
勉強しているうちに、娘の方から志望校を相談してくることもあると思います。
私は3年先に訪れる受験がどのようなものか、あの空気がどんなものかを鮮明に覚えています。
なので娘の志望校はゆっくり決めると言っても、
その日が必ず来るということは、常に心の中から離れません。
新4年生が始まるにあたって、私の心の中だけは既に2月1日です。
今頃6年生がどんな想いで受験に挑もうとしているかを思うと、涙腺が刺激されます🥺
ここから3年ちょっと、
2月1日の朝の気持ちで、娘の成長を見守り続けられたなら・・・
冬の寒さに心が引き締まる思いを感じました👋