さて4~6年を通しで見た場合の分析編、最終回です(長くてすみません😓)
前回はこちら
girl.chugakujuken-challenge.work
今回は6年生後期です。TMクラス用メニューと書かれていても、
本当に専用メニューなのかな?🤔
という気もします。
Mクラスでも優秀だったり、テストで基準点を超えたら受けられる講座じゃないの?
とも。この辺は日能研全体のカリキュラム分析をしたことがないので判断できません。
とりあえずご案内の通りに追っていきます。
- (有料)マスター選抜日特(9~1月)※2月1日が試験日の学校の対策講座
- (有料)難関校研究講座(9~12月)※2月1日以外が試験日の学校の対策講座
- (有料)難関校学校別トライアルテスト(11月)
- 灘中算数講座(9月)※(有料)灘中特訓講座(10月)とは別物?
- 過去問通信添削指導(月1回)
- 筑駒特訓
- 灘中算数講座
- 御三家模擬問題
ですが、まだあるようです。最難関校合格へのパーフェクトストーリーを見ると・・・
- (有料)正月特訓講座(1月2日)→最短難関校向け模擬問題と解説
- 1月入試振り返り→2月の受験前に、1月受験校の再現答案に基づくアドバイス提供
- 灘中入試支援→宿泊先確保と宿泊代試験、入試直前に準備会実施
があります。
1月の問題を本当に振り返っていいのかは微妙な気もします。
合格していたらしていたで、油断が生まれる?何なら渋幕を受けて緊迫感を持たせる?
不合格なら不合格で硬くなる可能性?
一説では、
既に試験の終わった学校の問題を振り返るのは、メンタルに良くない
とも言われていた気がします。油断したり自信を失ったりする恐れがある、と。
そこに時間を使うくらいなら、これから受験する学校の対策や日々の学習の方がよい
と。プロの講師でもその辺の見極めは難しいらしいので、1月入試振り返りは注意したいです。
そして、出ました!灘中受験。
これ早稲アカでもやってました。今はどうかわかりませんが(アフターコロナが)
娘はどんなに受けたくても受けられません🤣
とにかく手厚いですよね。
上の子の早稲アカの時に
優秀なお子さんには機会が多くてうらやましいなぁ
とも思いましたが、苦しんだ先に「子どもたちはみな同じ受験生だ」と思うと、
最後は
みんな実力を出し切ってほしい
と素直に思えるのが不思議でした。わが子であってもなくても、みんなにいい受験であってほしい。
うちにはうちの、わが子にはわが子の受験がある。
どの子どもの経験もオンリーワン👆ですからね🎉
あんなすごい中学受験勉強に挑んで試験を受けるだけで、本当にすごいことなんですよ。
一生忘れられません😢
さてTMクラスですが、6年生後期のプログラムを見る限り他塾と変わらなく見えます。
TMクラスのプログラムを3年間追跡していくと、決して進度は遅くないと思いますし、
難関校対策を3年間かけて実施するというやり方を鑑みれば、
他塾のように6年生までカリキュラム学習をして、最後の1年で仕上げる
というプロセスよりも、育成計画が見えやすいです。
プログラムの額面だけを正面から受け止めれば、最難関受験に向けて他塾と遜色ない
と私は思いました。SAPIXとの比較でいえば母集団の違いだけかもしれません。
落とし穴はやはりそこで、6年生よりもむしろ5年生前半が危ない気がしました。
4年生もやや不安です。母集団が違うことで、
偏差値65あたりを超えてくると、まだ本当の学習はこれからなのに、
自分は優秀なんだと思って気持ちが緩んでしまう
という落とし穴です。子どもが緩んでいるかどうかは表面的には見えづらく、
そして成績は後で急に落ちてくるのでなかなか気づけません。
なぜすぐわからないかというと、
4~5年生あたりだと貯金の差や周囲の本気度の差によって、
相対結果でしかない偏差値は高めに振れやすくなることがあるから
です。貯金がなくなるのと、周りが本気になる時期が近いので、
ダブルパンチで急に成績が落ちたり、伸び悩んだりする
ということです。なので親としてはテストの成績でなく、宿題の取り組み状況や
塾での学習態度など、積み上げを丁寧に行っているかの確認が極めて重要と思います。
SAPIXにゴロゴロ居る優秀層の存在を、どうやって常に自分事にできるか。
現在SAPIXに通わせている身としては、
もし日能研TMクラスに通ったらどんなことが起こりうるだろう?🤔
と考えることは無駄になりません。
ひとつ救いかもしれないのは、
少数精鋭で塾がばっちり目を光らせてくれる
ところかな?と思います。なのでもしTMクラスに通わせたとするならば、
成績や志望校のことより、この立派な3年間の育成プログラムに対して
わが子がどれくらい真剣に、でも楽しく取り組めているか?
をマメに聞いてみるだろうと思います。
この辺はSAPIXと比べてどうなんでしょうね?
卒塾者の話を聞く限りでは、SAPIXも電話などで相談できるようですが・・・。
問題はクラス人数や目の届きやすさの違いは、よく見極めてみようと思います。
ということで日能研TMクラスの3年間を、全体でひとつのプログラムとして分析してみました🧐
素人で中受親としても1人しか経験していないので、認知バイアスがかかってしまったり、
主観が強く出ていたりする部分があると思います。
TMクラスの真実も、もしかしたら一人ひとり違うかもしれません。
その辺は差し引いて読み流して頂けるとありがたいなぁ😊と思います。
次回からは全体の通しでなく、各学年の一年間で閉じた見方での分析を書いてみます👆
個人的には、
結構他塾と違う感じだな~
日能研の4年生はSAPIXの3年生みたいに感じる部分もあるな~
これがカリキュラム進度の違いに見えたりするのかな~
と思いました。
私は興味深いと感じましたが、うまく伝えられたらいいなと思います😅👋