2028中学受験(女子)in SAPIX

2028年2月に中学受験予定のブログです。SAPIXで勉強中。

一人目(2021年)の経験と現在進行中の取り組みを中心に記事を書いています

少しでも、誰かに役立つ内容や共感できる話になれば嬉しいです(一人目の時は初めてで大変でした)

すべての中学受験(親子)を応援します!

その3:日能研・TMクラスの分析(全体)

前回の続きで6年生前期の内容です。

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6年生前期になると、もはや他塾と変わらないスパートがかかるように見受けられます。

あれ?何か引っ掛かるなぁ?🤔

と思った方は鋭いと思います。

そう、

おや?確か日能研はカリキュラム進度が遅いみたいな話は?

です。

下のスケジュールと内容を見る限り、

TMクラスに進度の遅さという話は当てはまらない

と思いました。まるで別の塾のようです🤨

では見ていきましょう👆

※なお夏期プログラムにある「開成・桜陰・麻布・JG Zoom過去問特訓」は、

 2024年度版だと「御三家 Zoom過去問特訓」になっています。

ちなみに上の表は2月から8月です。4・5年生は年間スケジュールであんなもんでしたが、

6年生は密度が違います。しかも

季節講習期間以外は毎月、TM資格審査がある😱

という徹底ぶり?そもそも通常授業が週4日(1コマ70分が12コマ!)なのに、ですよ?😬

その前提で、TMクラス用メニューを眺めてみると、4・5年生と違って恐ろしい量です😵

これ多分、個別とか行く必要ない(その時間がない)レベルじゃなかろうか・・・

です。

  • (有料)マスター選抜日特(2~8月)
  • TM算数ZOOM(2~6月)
  • 語句のたしなみテスト(月1回)
  • TMプリント(毎週)
  • 灘中算数講座
  • (有料)ゴールデンウイーク算数・理科特訓講座(5月3~5日)
  • (有料)記述力模試(3月)
  • 御三家Zoom過去問特訓(7月)
  • (有料)難関校過去問特訓
  • ほか多数

書ききれないので、

最難関校合格へのパーフェクトストーリー(2024年度版)

をご参照ください👇

新学年直前上位生集合講座

(有料)「立体を斬る」算数特別講座Q

など、色々あります。日づけを追いかけていくと休みがありません😱

上の子の時に早稲アカのフルコースを取りましたが、それ以上の密度です。

ネット情報で

日能研のTMクラスは他塾よりも量が多い(もちろん質も、層も)

みたいに書かれていましたが、本当だった・・・と思いました😐

週4日12コマ&日曜の”マスター選抜”日特+TMクラス用メニュー満載+宿題!

ちょっと考えると、

寝る時間、ご飯、学校、お風呂以外の時間はずっと勉強してそう

です。確かに6年生の生活はそんな感じでしたが、日能研のTMクラスの場合、

自習も含めてほとんど塾で面倒を見てくれるということ

これが大きな違いのように感じます。

どこまで集中して取り組めるかは本人の意欲と講師の監視にもかかってきますが、

少なくとも家と違ってだらける要素(テレビ、ゲーム、ベッド)がない

ということです。自習室があるので、宿題も自宅より塾の方が効率よいでしょう。

ご飯時に様子を見に行くだけで良いなら、受験勉強の環境としては申し分ありません。

自宅で見ていると、ちょっとした息抜きすら親にとっては不安要素に見えてしまうもの。

ひとつ小言を言い出したらキリがないですし。

 

そして忘れられないのが、

6年生の有料プログラムも、スカラシップ生ならすべて無料

ということです。普段の授業料もグンと上がっています。季節講習代も爆上げです💸

それらが無料になるだけでなく、何もかもが無料・・・。

講師もハイレベルで半個別の手厚いサポート?クラスメイトもハイレベル?

すごいなぁと思います。

ちなみにこれだけのプログラムを取ったら、宿題量(課題量)がすごく多くなりますが、

それぞれの生徒の学力と積み上げ具合を講師が見て、宿題量と内容を選別してくれる

らしいです。この辺はどこまでも

生徒の成長に合わせて前向きに頑張れるようにサポートする

という日能研の姿勢を感じます。

親目線だと、たとえ得意な教科や分野だとしても

課題として提供されたら、取捨選別して捨てていくのは怖くて仕方ない

という部分があります。

6年生後期で本当に時間がなくなってどうしようもなくなるまでは、

すべての課題をやっておかなければならない

という気持ちになりがちです。

ノルマ化すると質が落ちて逆効果もあると思っても・・・

ね😞

かといって個別ではない完全な集団サポートの場合、

講師はそこまで一人ひとりに合わせてはくれません。

※逆に言えば、すべての生徒が大事なので6年生担当の講師は心身ともに力を尽くして

 ”すべての生徒の面倒を見ようとしてくれている”といえます。なるべく平等に。

TMクラスが手厚くサポートできるのは、少数精鋭だからなんじゃないかな?🤔と思います。

すべての教室の生徒数を調べたわけではないので、どこまで少数かはわかりませんが😓

 

他塾の最上位層クラスの生徒でれば、きっと6年生からのTMクラスでもやっていけるでしょう。

でも、多くの場合は

TMクラス生は4年生からの積み上げと受験体力(勉強中心の生活リズム)獲得

を経ていなければ、このハードなスケジュールとコンテンツに対応するのは

きっと難しいだろうと思います。

何しろ6年生2月まで、毎月の資格審査や毎週のようにあるテストを、

いっぱいっぱいにならない程度で乗り越えていかなければならない

4年生から始まるプログラムには、学力だけでなく子どもの成長を促す仕掛けを感じます。

この辺が、

勉強だけでなく子どもの成長にも思い入れのある日能研

という特色かもしれませんね🧐

次回は、6年生「後期」の分析です。その次の回からは、

学年ごとの学習サイクル(私なりの)分析

を書いていこうと思います。なかなか骨のあるTMクラスですね😅👋