前回から引き続き、4~6年生の日能研TMクラスです。私なりの主観で・・・😓
girl.chugakujuken-challenge.work
前回は
4~6年生の3年間における4年生の位置づけ・学習プログラム
でした。今回は5年生のプログラムです。項目は4年生と変わりませんが、
4年生のプログラムを終えたという前提で、内容は加速している?😐
と感じます。
- (有料)目指せ難関校!特訓講座III(2~6月)、特訓講座IV(9~1月)
- TM算数ZOOM(2~6月、9~1月)
- 語句のたしなみテスト(月1回)
- TMプリント(毎週)
- 到達度チェック(テスト・4月と11月)※難関チャレンジテストの代わり?
- 記述力模試(9月)
- 上位生集合講座(8月)
下線を入れた項目は、変化があったものです。目指せ難関校!特訓講座は、
4年生は1コマ90分、5年生は105分
となります。語句のたしなみテストは
4年生は小テスト、5年生は普通のテスト(?)
になります。
あれ?そんなに大きく変わらない?🤔
と思うかもしれませんが・・・
TMクラスには通常授業+特別講座(有料)があって、一日が長い!😮
という驚きの内容が、TMクラス設置教室の開講クラス情報に掲載されています。
※但し、たまプラーザ校と三田校のTMクラスには特別講座の案内がありません。
(たまプラーザ・三田ではない校舎の開講クラス抜粋。例:自由が丘校)
(たまプラーザ校の開講クラス抜粋)※三田校も同様です
たまプラーザ校と三田校のTMクラスがどうして他のTMクラスと違うのかはわかりません。
三田校は2024年度の3年生からTMクラスが追加されたので、
実は2025年度は3年生と4年生しかTMクラスがない
というのも関係しているのかもしれません。TMクラス設置校は変化しているようです。
それら以外の5教室にある
週に3回、1回あたり1時間30分近くの有料特別講座
というのは、とても気になります🧐
毎週、4時間30分もの特別講座があるのです。4年生より加速していますね😅
「最難関校合格へのパーフェクトストーリー」も見ましたが、特に説明はありません。
どちらかというと、右上にある
スカラシップ生は、有料の講座もすべて無料でご参加いただけます
の一文の方が気になりました。
ネットでも見られた”以前の資料”では「別途会費を頂く~」のくだりもなく、
70分・週9コマと普通に書かれている(右下図、5年生のところ)
なので、もしかすると
2024年度は授業を1.5倍にする代わりに、お金を払ってでも特別講座を受けたい
という生徒に向けて、新たな取り組みに変更したのかもしれません。
こういうマイナーチェンジは入試傾向に合わせた変化かもしれないので、中身がとても気になります。
いずれにしてもTMクラスはZOOMでの算数先取りも行っているわけですから、
5年生時点でカリキュラムを結構進めているかもしれません。
1.5倍というコマ数も、6年生と同じ長さです。5年生でずいぶんと仕上げる感じがします。
これじゃあSAPIXや早稲アカのペースと変わらないんじゃないか?
しかも少人数で実施するとなれば、それこそエクタスみたいなものじゃないのか?
日能研TMクラスは、普通の日能研とかなり異なる印象ですね。
もし4年生を頑張って5年生でTMクラスに到達したとしたら、
いきなり1日の授業が1.5倍(しかも週3日)
宿題やオプション講座も激増(ZOOMやらプリントやらテストやら)
で、ついていくのが大変かもしれないと私は思いました。
クラス落ちする分には負荷が減って少し楽にはなるでしょう。つまり
4年生から鍛え上げていってこその5年生
と思えるのです(少し怖い気もしています)
でも見方を変えれば
6年生の志望校別特訓で特待を出して、他塾で仕上がった6年生を集める
みたいなアプローチとは真逆(3年間の純粋培養プログラム)なので、
3年間、手塩にかけて育てようという塾の矜持みたいなもの
を感じたりもします(言い過ぎかな😅)
なので前回のブログでは、
4年生の通塾第一歩から既に崖っぷちと感じた
と書きました。
何しろ1.5倍の演習量やらZOOM先取りやらで、TMクラスはどんどん先に行く
のですから。5年生になると理社も結構重たい・・・😓
ということで、5年生のプログラムを見てから4年生を振り返ると
既に4年生から育成プログラムは始まっている
と思えるというわけです。すごいですよね。振り切り方も躊躇ない。
そんな本気の5年生ですが、6年生はさらに加速します(もはや他塾を超えてる?😱)
次回は6年生「前期」の分析です(前期・後期でプログラムが分かれていました)👋