認知バイアスの影響下にあることは否定しませんが、良い記事と思いました😅
私は専門家でもないので元祖だなんてまったく思いませんが、私も思っていたことが書かれています。
記事で最初に言われている
記憶力の良さが圧倒的に有利です~
は本当だと思います。
でもご注意を。
記憶力といっても、生まれつきの個人差のことを指しているのではないようです。
言い換えた方が良いと思いますが、ここでいう記憶力は
記憶した結果のこと(つまり、能力でなく訓練や反復により積み上げた記憶そのもの)
を指していると感じます。才能や能力(つまりポテンシャル)の方ではなくて、
実際に発揮されて積み上げたストックの破壊力
です。もっと乱暴にいえば、
とにかく習ったことを全部覚えた子が有利
と言っているのです。そう言われたら当たり前ですよね?
なので記事を読み記憶力と言われてがっかりした方は勘違いだと思うので、安心していいと思います。
なぜなら、武井先生の文章の続きには、
ひらめきよりも”記憶したことを引き出して使う力の方が重要です”
と書かれているからです。
記憶する能力(記憶するという行為をスムースに行える力)なんてひとことも言わないのに、
記憶から引き出す力が大切と言っています。
- 記憶の引き出しに知識がたくさん詰まっていること
- 任意の引き出しから必要な知識を取り出せること
1に関しては、手段は問わず本人に最適なやり方を認めて、とにかく知識を増やせということです。
反復かもしれないし、印象に残る出来事や感情とセットで覚えるかもしれません。
人間、嫌なことは忘れたがるのだから、楽しく覚えるのが一番。で、楽しみ方は人それぞれ。
2に関しては、覚えることを目的としないで定期的に引き出させるとか、
複合的に知識を使うために、いくつかの知識を必要とする問題をたまに出そうということです。
過去の問題を1日10分でいいからやるように
と武井先生はおっしゃっていますね。私は1日10分といった定型化はしていませんが、
娘の様子を見て、忘れた頃にあの時の問題を出す
みたいなことをしています😅
そして次に
算数が苦手
やる気が低下する
といった話が出てきます。
他人と比べて偏差値の上下を気にするより、地道にコツコツ努力する方がいい
算数が嫌いなのではなくて、悪い点を取ると親に怒られるから算数が嫌いになる
おー😮
偶然ですが、私も同じ意見です(単なる賛同?🤣)
偏差値や点数を気にしない訓練を2年以上続けてきて、私はだいぶ慣れました😉
娘も結構気にしない方になっていると思います。
それに確かに怒ってないです。正答率の高い問題だったとしても、転記ミスだとしても。
怒って改善方向に行くとは思えないので、
無駄なことはやめよう
と、自然に割り切っている気がします。二周目だからというのもありそうです。
成績が悪かった時でも焦らないので、怒ることにつながらない感じです。
不思議なことに、その方が娘と勉強の話がしやすくなるので、教えやすくなった気がします。
次回は、武井先生の記事で一番大切だと賛同した部分について書いてみます👋