過去最大の空欄数を作ってしまった確認テスト。
終わってすぐはテストの話を嫌がるほど悔しそうだった娘でしたが、すぐに
できるようになりたい👧😬
と言っていました。
とはいえ問題用紙がないので何もできなかったわけですが😅
ようやく問題用紙が返ってきたのでまずは分析してみました。
苦手意識を持っていたのは、かけ算と割り算の虫食い算です。
問題用紙を見ると、習った通りに解こうとした形跡をあちこちに見かけました。
余白を使って、ああでもない・こうでもないと試行錯誤した様子が残っていました。
なるほど~・・・習ったように解いてみたはずなのに、うまくできなかったのかな~🤔
子どもにとって、習ったこと・言われたことをその通りにやってみたのにできないことは、
混乱の元だと思います。勉強に限らず、子どもにはよくあることだと思います。
とりあえず問題用紙を見る前に娘とテストの振り返りを始めなくて、良かったです。
テクニックの話をすると、虫食い算は
手がかりとなる場所が問題によって異なる
というところが曲者だと思います。場合によって、繰り上がりの有無に着目することもあれば、
奇数か偶数かを手がかりにしたり、一の位または十の位のかけ算の積が何ケタになるか?
といったことに着目する必要があります。
授業を見ることができないのでどう教わったかが厳密にわからないのですが、
虫食い算では手がかりとなる数字をどれにするか、どの順番で解くかが重要です。
いつも同じ解き方にはならないよ~
こういうケースもあるよ~
といった、
解き方は臨機応変に考える必要がある
といったことを強調して教えてくれているかが気になります😥
しかも条件整理と試行錯誤(とりあえずやってみては引き返す)を同時に行います。
条件整理も試行錯誤も苦手ではなくなった娘ではありますが、
決まった解き方がいまいちはっきりしない虫食い算は、先に苦手意識が芽生えた感じです。
問題用紙をもらいましたが、大問6の(2)をいきなりやるのは微妙な感じがしたので、
デイリーサピックスの振り返りから着手しました。
しかし、着目すべきところは
解けたかどうかではなく、なぜそのように解いたのか
を自覚させるところです。同じ虫食い算とはいっても、問題ごとに着目点が異なります。
最初は解いている時もイライラしている感じでしたが、
根拠や考えがあって解いている
ということを自分で意識させ、最後は言葉で表現させる時間を作ることで、
なぜ解けたのか?
が理解できるようになりました。イライラも消えました。
そしてその後のまとめとして、
虫食い算って毎回同じところに注目するのではなくて、
どれが一番動かない条件(確定条件)なのかを考えて、
問題によって手がかりを変えながら考えることが重要だね
ということを確認しました。
その後1~2問ほど類題を解き、確認テストの問6の(2)を一人で解き直しました。
幸いなことに一人で短時間で解くことができました。
必ずしも一回でうまくいくとは限らないので、もう一巡のイライラタイム😡は覚悟してましたが、
すんなり解けてご機嫌でした😌
その勢いで割り算の虫食い算も解きにかかろうとしたのですが、そこはストップ!✋
先に問題を見ておいたのですが、
数字を手がかりにして、確定項から解いていく
は抽象レベルで同じでも、具体的な手段がかけ算とは違うと感じました。
したがって考える武器を少し与えてからでないと、せっかく得られた抽象理解、
数字を手がかりにして、確定項から解いていく
がすぐに崩れて、できなかった時よりも自信をなくすと判断しました。
ということで、割り算の虫食い算でどこから着眼するかをところどころガイドし、
解き終わった後に、
どうしてその順番で着手したか
着眼する順番を意識するというのはどういうことか
順番を間違えたと思う時は、焦らず、損をしたと思わず、気持ちをリセットしていい
といったことを説明しました。かけ算の虫食い算で手応えを感じていたこと、
割り算は自分が思っていたよりも違う着眼点があること(どの順番で虫を埋めるか)がわかり、
ここまでの復習を終えることができました。
他にも解き直しはありますが、苦手意識を持った時は特に、丁寧に復習したいと思います👋