暑さ寒さも彼岸まで
秋深し 隣は何を 食う人ぞ(食欲の秋~🤤)
秋ですね~🍂
お彼岸までは、
涼しくなったな~😏
と思っても
また夏が帰ってきた~🥵
の繰り返しでしたが、今週ふと空を見上げたら
何と見事なイワシ雲~⛅
でした。これを見ると、本当に秋が来たんだなぁ~と思います。キンモクセイはまだだけど😌
今までは何の気なしに空を見上げていた感じですが、
これって今の季節しか見られないやつじゃん!
と思って娘に早速教えました。
教科書で覚えることもできますが、やっぱり
イワシ雲の実物(空は広くて大きいですからね!)
その時の季節感(涼しい、湿気が減ってきて心地よい、衣替え)
ついでに旬の食べ物や季節の風物詩と一緒に記憶する
とか、原体験として覚えることが記憶に残りやすいと思いました。
実物学習は短時間でインパクトもあって最強だと思います👆
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イワシ雲ひとつ覚えれば、積乱雲(入道雲ともいうんだよ~、と語彙も教えてしまう😉)なども
来年にはもっとしっかり覚えられたりすると思います。
4年生になったら早速、雲を含めた
天気、気象、水の循環
といった学習が出てきます(四谷大塚・予習シリーズ理科4年生上の見本)
そして地球や自然に関する単元は、
4年生で習ったらもう出てこない😮
という恐ろしさ😱
なぜ恐ろしいかというと、
4年生から理社が入って、好奇心がなければさらっと通り過ぎていってしまう。
その割に、
難関校の理科では気象に関する深い基礎知識を基にした問題が出る
という感覚があるからです。上の子の時の受験を通じて、
4年生単元の復習(戻り学習)の難しさ
難関校での理科の大切さ
を感じ取ったからです。
4年生の理科は基礎なので、後々の学習に意外と効いてきたと私は思いました。たとえば、
季節は海からやってくる
といったことは、水の循環や気候の基礎知識があると入りやすいと感じるのです。
社会で出てくる親潮や黒潮などの寒流・暖流を覚えたり、
あるいは対馬海流とシベリア寒気団の関係
など、
4年生理科で学んだ基礎知識が、科目横断での学習効果
として表れたりするのです。
暗記だと思って覚えていたら、仕組みの説明や連想といった応用でつまずきます。
最近の入試傾向では、
基礎知識やリード文を読み込んで、記述形式で回答させる
という理社問題が増えていると感じます。
しかし理社の試験時間は短いことが多いのです!
・・・ということは、
日頃から基礎知識を連環的に深く理解している子どもは、解答スピードが速い
となりがちです。
ああ、難関校は単なる暗記でない理社の知識がある子どもを、
なんて上手に選別しているのだろう!
と思わされました。
イワシ雲を見上げながらお彼岸を語り、
9月に食べるのは”おはぎ”なのか”ぼた餅”なのかで盛り上がり、
キンモクセイの香り、秋刀魚(秋の刀っぽい魚~)の漢字を覚え、衣替えをする
実生活の中には中学受験に必要な知識を覚えるネタが満載です。しかも実物だからこそ、
真の意味で自然に世の中の知識を体に叩き込める
という「学習らしい学習」ができます。
中高一貫校が求めているのは、
世の中すべてを学びの題材と思えるような探求心のある子
だと思います。
旬はすぐに終わってしまうので、身近な事象の実物を教えるチャンスは少ないです。
あまり考えたこともなかったですが、私が親として
日々の事柄や季節の移り変わりに関心を払っていれば、
子どもたちに教えるチャンスを見逃さないようになれるかも🤔
と思いました。
なんの変哲もない毎日を親の私が楽しむことの方が、勉強として教えるよりもいいのかも。
体感的な知識になるだけでく、いつか「親との懐かしい思い出」になるならば・・・。
昔はおじいちゃん、おばあちゃん、年配の先生なんかが教えてくれてた気もします。
世の中はコスパ!タイパ!みたいな、消費が目的となるような流れもありますが、
中学受験の本質は真逆のところにあるのかもしれないなぁ🧐
と思いました。
今の中学受験を体験された方なら、何となく同感してくれるかもしれません。
特に、難関校は
コスパ・タイパ重視で”カリキュラムを消化”してきた子どもを、ふるい落とし始めている
と感じています。
学びの本質に立ち返り、これからも機会を窺って実物学習に勤しみたいと思います!👋