2028中学受験(女子)in SAPIX

2028年2月に中学受験予定のブログです。SAPIXで勉強中。

一人目(2021年)の経験と現在進行中の取り組みを中心に記事を書いています

少しでも、誰かに役立つ内容や共感できる話になれば嬉しいです(一人目の時は初めてで大変でした)

すべての中学受験(親子)を応援します!

その1:四谷大塚マンスリー講座3年生5月 2024年

タイムリーに投稿できませんでしたが、2024年5月のマンスリー講座です😓

今回も

前半は数の性質

後半は図形

といった感じでした。しかし2年生の頃よりも抽象度が上がっていました。

導入問題は、

1から200までの200個の数について、次の問に答えましょう。

(1)5で割り切れる数を10個答えましょう。

   そして、この10個の数に共通するきまりを考えてみましょう。

(2)3で割り切れる数を10個答えましょう。

   そして、この10個の数に共通するきまりを考えてみましょう。

でした。この答えが少し変わっていて

(1)一の位は0か5である

(2)すべての位の数字を足すと、和が3で割り切れる

というものでした。

何でそうなるんだろう?🤔

と思わせるように仕向けるところが、マンスリー講座っぽいなと思います。

ただの数の性質や暗記という感じだと面白味がないので、不思議な性質を導入に使う。

(3)4で割り切れる数を10個答えましょう

   そして、この10個の数に共通するきまりを考えてみましょう。

その答えは

(3)下2桁が4で割り切れる

でした。次の問題は

100から999までの900個の数字について答えましょう。

(1)5で割り切れる数のうち、一番小さい数と一番大きい数は?

(2)3で割り切れる数のうち、一番小さい数と一番大きい数は?

(3)3で割っても4で割っても割り切れる数のうち、一番小さい数と一番大きい数は?

でした。

わり算の余りを意識する問題ですね。単純に100や999を5や3で割って、

割り切れる数のうち100や999に一番近い数

が答えです。でも

3年生の今頃は、まだわり算をやっていない😮(または始めたばかり)

しかも余りが出ないわり算のみ

という状況であることがポイントです!

その状態で考えさせるというところがミソですね~

先取りしている子だとすぐに計算してしまって、無味乾燥になってしまいそうです。

ここで導入問題が生きてきます!👆

(1)は5で割り切れる数について考えるものでした。

すべての数の共通点は、一の位が0か5

これですね。すると100から数えて一番小さい数は100。

999から数えて一番大きい数は995、と導けます。

(2)は3で割り切れる数で考えるものですから、

すべての位の数を足した数の和が3で割り切れる

を使うということですね。

100は和が1、101は和が2、102は和が3で、一番小さい数は102。

999は和が27だから999。

わり算以外の解き方で解く楽しさを伝えたい、あわよくば

何でそういう風になるの?!😮先生教えて🤩

と言わせたいのかな~と思います🤗

(3)は先ほどの問題で使った

4で割り切れる数は下2桁が4で割り切れる

を組み合わせるということですね。3でも割り切れなければいけないので、

102、105、108・・・と3個飛ばしで考えていけば、108が当てはまります。

一方、大きい数は999、996と数えると96が4で割り切れますから996となります。

 

こんな風にして

いま教わった不思議なことを、自分で試してみる

というのがマンスリー講座の楽しいところだと思います。

ただ人数が増えて授業の濃度が薄まってる感はあるので、子どもの好奇心をどこまで拾えてるかな?🤔

次回は数の性質の応用問題に入りたいと思います👋