四谷大塚のマンスリー講座(5月)をまだ掲載していませんが・・・😓
今日はちょっとした気づきの話です。
娘が漢字の読み書きや語彙で間違えたり、計算の工夫などを疎かにしていると、
とっても不安になります🥶
難しい記述
とか、
ラスボス的な思考系の難問
とか、
配点が大きかったり正答率が低かったりする問題
を解けたりすると、
私って(俺って)神!
となってしまうのは仕方ないと思います。きっと気分がいいから😅
でも学年が上がるにつれて、
難易度だけでなく時間との戦い
小さくつまずいて時間が削られるボディブローの怖さ
解けるはずなのに得点に結びつけられない苦しさ
というものがジワリとのしかかってきたりします。
基礎の確かさは処理能力という形で現れるので、
気づいた時には手遅れ💀
となりかねないのです。
難しい問題が解けるのに、どうして時間内に高得点までたどり着けないのだろう😥
大問8が解けるのに、どうして大問1や大問2で10点、15点も削られるのだろう😫
自分の学力は難問が解けるまで高まっているから、十分足りているのに😭
それは違うのだと思います。処理能力が高ければ、丁寧にやれる時間ができるのです。
その処理能力は、
計算ひとつの丁寧さ(雑な速さは早いと言えない)、
語彙や語句を瞬間的に拾える知識の豊富さ
に裏打ちされているものです。
偏りなく、特に基礎は疎かにしないこと。
実はこれって、筋トレと似ていると思います💪
胸や背中、太ももなど、大きな筋肉は負荷も大きくなりますし、
鍛えた時の達成感も大きいものです。
しかしそのような大きな筋肉ばかり鍛えていると、バランスが悪くなります。
より大きな負荷をかけようとすれば、
手首、上腕、肩、足首・足裏周り
といった小さな筋肉が耐え切れず、間違ったフォームやケガにつながったりします。
また上半身ばかり鍛えてもバランスが悪いですし、下半身だけ、というのもありません。
たとえば
上半身が算数、下半身が国語
と考えたり、
胸が思考系問題、肩や手首は計算問題、二の腕は平面図形
など、
単元の違いは部位の違い
と考えることもできます。
これらに加えて
心肺能力は基礎体力
柔軟性は筋肉の連動性、すなわち知識の総合活用力
といった考え方はどうでしょうか?
心肺機能は最大酸素摂取量にもつながるので、筋トレにもかかわってきます。
酸素がなければ筋肉はエネルギーを燃焼しきれません😢
したがって学力も、
好き嫌いは多少あっても、まんべんなく鍛えないとバランスが悪い
特定部位だけを鍛えたり、連動性を無視した鍛え方をしたら、応用がきかなくなる
といったことが出てきます。
4年生からの3年間で学力を鍛えていくのですが、急激に筋力が増えないのと同様に、
学力も
長期目標に向かって負荷をかけつつ無理をせず、
基礎を地道に固めながら負荷を大きくしていく
というところがとても似ています👆
低学年で学びの器を広げているのは、言ってみれば
汗をかく爽快感を味わってみる
とか
トレーニング前の基礎学習(知識や無負荷での体の使い方訓練)
といった、本格的なトレーニングの助走期間だと思うこともできそうです。
そういう意味もあって、
難問にチャレンジしたい!🤩
みたいな意欲は大切にしているものの、
地に足の着いた学習が最も大事
いやでも難しいことはこの先やるので、基礎・土台に穴は作らない
と肝に銘じています。筋トレじゃないですが、
体を壊したり、変な癖やバランスの悪い体になって、効果的なトレーニングができない
となってしまったら、リカバリ(リハビリ、再構築)は時間がかかります。
春先からしばらく、娘のアウトプット欲(力試し)は十分開放してきたので、
少しペース配分を見直して基礎固めや振り返りを丁寧にやりたいなと思います👋