SAPIXの国語が少しずつ難しくなってきています。
これまでよりも
国語の厳密なルールに則って答えなければならない
ということが明確になってきたと感じます。
漢字ひとつ取り上げても、トメ・ハネ・ハライはもちろんのこと、
線の長さ、文字全体のバランスは正しいか?
も重要です。
主語・述語の見極め、記述問題の要旨のまとめ方、どれも細かくなってきました。
妻がデイリーサピックスの毎日の復習を観ていますが、私から見ても
娘の取り組み姿勢や解答が雑になってきている😥
と感じます。要領がよくなったと素直に思える内容なら良いのですが、
テストじゃないから間違えてもいいじゃない😒
みたいなのは、必ず学力の停滞を招きます!
主語・述語の解答がいい加減というか、あやふやだというので見てみたら、
確かにめちゃくちゃだ・・・😭
と思う中身だったので妻と一緒に、
どこでつまずいているか?🤔
を分析しました。主語・述語に関しては雑というより、
見極め方が曖昧になっていた
ようです。
国語の真髄は言い換えだと私は思っています。比喩・暗喩だって言葉や情景への置き換えです。
文章を少しわかりやすいように、自分向きにカスタマイズしてしまえばいいのです👆
時制だって全部現在形にしてしまえばいい。意味が通らなくても状態を表す形容詞に換えればいい。
そうやって言葉を簡素化して、主語・述語を簡単に見極める基礎を改めて確認しました。
基本は、
修飾部や説明をごっそり削ぎ落として成り立った、最短の文が主語・述語
です。娘にも、
複雑そうに見える文は、ある言葉が他の言葉の説明になっているところが多いからだよ~
と伝えて、必要最小限の文章を答えさせました。
不思議なことに、それまで半分近く間違えていた主語・述語の抜き出しは、ほぼ全問正解👍
文章は言葉・単語が力を合わせてひとつの作品を作り上げているようなものなので、
誰が誰を助けていて、誰が主人公なのかを見極めていけば、シンプルになります。
こういう論理的分析って読書ではないんですよね。
中学受験国語が感受性でなく論理の科目であるというのは、こういうところだと思います。
語彙さえあれば算数のようにロジカルに解くことができる。
娘にはもう一度、
謙虚な気持ちで国語に取り組む(新たな発見を楽しむ🤩)
という姿勢を取り戻してほしいな~と思います👋